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介護事務の仕事内容を徹底解説|1日の仕事の流れや向いている人の特徴も紹介

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  • 介護事務はどんな仕事をするの?
  • 体力的な負担を減らしたい……
  • 人間関係に疲れたから他の仕事がしたい!

介護の現場経験を生かせる仕事として注目されている介護事務ですが、詳しい仕事内容を知らない方も多いのではないでしょうか。

本記事では介護事務の具体的な仕事内容や1日の流れ、やりがいについて詳しく解説します。

記事を読めば介護事務が自分に合った仕事かどうかを判断でき、キャリアの選択肢が広がります。

介護事務の仕事は介護報酬請求(レセプト)業務など専門的なデスクワークが中心です。体力的な負担が少なく、介護の知識を生かしながら施設運営を支える点が、介護事務の大きなやりがいの一つです。

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介護事務とは介護保険サービスを提供する施設で働く事務職

介護事務は特別養護老人ホームやデイサービスなど、介護保険サービス施設で事務作業全般を担当する仕事です。

介護職員やケアマネジャーが利用者のケアに専念できるよう、介護事務は施設運営を裏側から支えます。

介護事務の主な業務には介護報酬請求に加えて、利用者や利用者の家族への対応、職員サポートなどが含まれます。国家資格は必須ではなく、未経験からでも挑戦しやすい点も介護事務の魅力です。

介護士や介護事務以外の仕事も気になる人は以下の記事を参考にしてください。

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介護事務の仕事内容6選

介護事務の仕事内容は、以下のとおりです。

  • 介護報酬請求業務
  • 利用者への請求書作成
  • 来客・電話対応
  • 勤怠管理と労務管理
  • 施設の備品管理と整備
  • ケアマネジャーや介護職員のサポート

介護事務は施設の「縁の下の力持ち」として、スムーズな運営に欠かせない存在であり、幅広いスキルを身に付けられます。

介護報酬請求業務(レセプト業務)

介護報酬請求業務(レセプト業務)は、事業所が提供した介護サービスの「介護報酬」を国民健康保険団体連合会(国保連)に請求する業務です。

介護報酬は事業所の収入の大部分を占めるため、介護事務は経営に直接関わる重要な業務です。

レセプト業務ではケアプランや日々のサービス提供の記録を確認しながら、介護給付費明細書(レセプト)を作成します。レセプト業務は介護事務の専門性が最も発揮される業務で、介護保険制度の知識や点数計算が求められます。

請求の締め切りは毎月10日のため、月末から月初にかけてが介護事務の最も忙しい時期です。

請求内容に不備があると報酬が支払われないため、介護事務作業は正確さと期日を守ることが求められます。

利用者への請求書作成

利用者への請求書作成も介護事務の重要な仕事の一つです。施設は国や市町村へ請求するお金とは別に、利用者一人ひとりが支払う金額を計算して請求書を発行しなければいけません。

利用者が支払う金額には介護保険サービスの自己負担だけではなく、保険が適用されない費用も含まれます。

介護事務は介護保険サービスの自己負担額を計算し、加えて保険適用外の費用を合算して請求書を作成します。主な保険適用外の費用は、以下です。

  • 食費
  • 居住費
  • 日用品費

請求書作成はレセプト業務と並行して、月末から月初に行われます。多くの施設では介護ソフトを使い、レセプトデータと連動させて請求書を自動で作成します。

作成した請求書は利用者や家族へ郵送や手渡しで届けます。内容に関する問い合わせの対応も介護事務の大切な業務です。

来客・電話対応

介護事務は施設の「顔」として、来客や電話対応も大切な仕事です。介護事務は施設利用者や家族、見学に来た人、取引業者など、施設を訪れる人と最初に接します。

丁寧な介護事務の対応が、施設の信頼性や満足度を高めます。来客対応では挨拶や用件の確認、担当者への取り次ぎ、部屋への案内などが主な業務内容です。

電話対応では利用者や家族からの問い合わせ、関係機関からの連絡、新規利用の相談などを行います。

介護事務はビジネスマナーや相手の状況を理解し、担当者へスムーズに引き継ぐコミュニケーション能力が必要です。

勤怠管理と労務管理

介護事務は施設の職員が安心して働ける環境を整えるために、勤怠管理や労務管理といった役割を担います。

質の高い介護サービスを提供するためには、職員が気持ちよく働ける環境が必要です。介護事務の主な労務管理業務は以下のとおりです。

  • 勤怠記録・管理
  • 労働時間の集計
  • シフト作成補助
  • 残業・有給管理
  • 社会保険・労働保険手続き
  • 健康診断・年末調整

勤怠管理と労務管理は労働に関するルールを守り、職員一人ひとりが公正な待遇を受けられるようにするために欠かせません。

施設の備品管理と整備

施設がうまく回るように、備品の管理や整備も介護事務の大切な仕事です。施設では文房具から専門の介護用品に至るまで、多数の備品が毎日使用されます。

介護事務は介護保険サービスが滞らないよう、備品の不足や設備の故障を未然に防ぐ管理体制が求められます。施設の備品管理と整備に関する仕事内容は以下です。

  • 文房具やおむつ、手袋といった介護用品の在庫を確認し、不足分を注文する
  • 届いた備品が注文通りかを確認し、決まった場所へ片付ける
  • パソコンやコピー機などの事務機器の管理や、修理の手配を行う
  • 車椅子や介護用ベッドなどが安全に使えるか、定期的に点検する
  • 施設内の備品や設備が故障した際に、修理業者へ連絡する

施設の備品管理と整備は施設全体の環境を整えることにつながり、質の高い介護サービスの提供を支えます。

ケアマネジャーや介護職員のサポート

現場で働くスタッフは利用者への対応で、日々忙しくしています。介護事務はケアマネジャーや介護職員が利用者のケアに集中できるよう、事務作業でサポートする仕事です。

施設全体のサービス向上には現場の負担軽減が欠かせません。介護事務は、以下のようなケアマネジャーや介護職員へのサポートも必要です。

  • 書類準備
  • 日程調整・議事録作成
  • 申請手続きサポート
  • シフト作成・勤怠管理
  • 記録整理・データ入力
  • 電話対応・取り次ぎ
  • 資料準備

ケアマネジャーや介護職員のサポートは間接的に利用者の生活を支えることにもつながります。

介護事務の仕事の1日の流れ

介護事務の仕事は基本的にデスクワークが中心で、1日のスケジュールがある程度決まっています。午前中は電話対応やデータ入力、午後は契約手続きや備品管理が介護事務の主な業務です。

8時30分に出勤後、午前は書類作成や介護報酬請求業務、午後は新規利用者の契約手続きや備品管理を行います。

退勤は17時30分が一般的で、基本的に定時で退勤できます。月末月初は請求業務で残業が発生する場合もありますが、プライベートの時間を大切にしながら働けることが介護事務の特徴です。

介護事務の就職先と活躍の場

介護事務は介護サービスを提供するさまざまな施設や事業所で活躍できます。介護事務の就職先と活躍の場は、以下のとおりです。

  • 有料老人ホーム
  • 介護老人保健施設
  • 訪問介護事業所
  • デイサービス

有料老人ホーム

有料老人ホームは民間企業が運営している高齢者向けの住まいです。介護事務の仕事は多岐にわたり、ホテルのフロントのような質の高い接客スキルも必要です。

有料老人ホームでは介護事務の基本的な業務に加え、入居希望者への施設案内や契約手続きなど、施設の顔となる役割を担います。

入居者や入居者の家族と直接お話しする機会も頻繁にあるため、丁寧なコミュニケーション能力が介護事務には求められます。有料老人ホームにおける、介護事務の仕事内容は以下です。

  • 介護報酬請求や窓口業務
  • 見学対応や契約手続き
  • 企画・運営サポート
  • 介護保険外サービス対応

有料老人ホームは業務の幅が広いため、介護保険に関する知識だけでなく、さまざまな状況に対応できる柔軟性も養える職場です。

介護老人保健施設

介護老人保健施設は利用者が自宅での生活に戻ることを目指す、リハビリ中心の施設です。

医療的なケアに力を入れているため、介護事務の仕事も専門性が高いことが介護老人保健施設の特徴です。

介護老人保健施設には医師や看護師、リハビリの専門家が常駐しています。介護老人保健施設利用者の入所期間は3〜6か月ほどと比較的短く、人の入れ替わりが頻繁です。

介護事務が介護老人保健施設で行う仕事は、以下。

  • 入退所の事務手続き
  • 連絡・書類のやり取り
  • 専門的な介護報酬請求

介護老人保健施設では医療と介護の両方に関わる知識が求められます。

訪問介護事業所

訪問介護事業所での介護事務は利用者の自宅を訪問するヘルパーのサポート業務が中心です。事業所の窓口として、利用者本人や家族、ケアマネジャーとの連携を担います。

業務内容は事業所内でのデスクワークが基本となり、直接の来客対応よりも電話やメールでのやり取りが多くなります。訪問介護事業所での主な仕事内容は、以下のとおりです。

  • 介護報酬請求業務
  • ヘルパーのスケジュール管理の補助
  • 利用者や関係者との連絡調整

訪問介護事業所は比較的小規模な事業所が多く、介護事務が一人で幅広い業務を担当するケースも珍しくありません。

ヘルパーが事業所に立ち寄ることが少ないため、円滑な情報伝達能力が介護事務には求められます。

デイサービス

デイサービスは日中の勤務が中心のため、家庭やプライベートと両立させたい方におすすめの職場です。

利用者が自宅から日帰りで通う施設なので、基本的に夜勤がなく営業時間が日中に限られています。

パートタイムや短時間勤務の求人が多く、ライフスタイルに合わせた働き方を選びやすい点がデイサービスの特徴です。デイサービスでの介護事務は利用者の送迎や家族からの連絡対応があり、利用者や家族と直接話す機会が多くあります。

小規模な事業所では、介護報酬請求業務のほかに現場のサポートなど幅広い業務を任されやすいです。

デイサービスは利用者本人や家族と近い距離で関わりながら、柔軟な働き方を実現したい方に適しています。

介護事務の仕事のやりがいとメリット

介護事務の仕事のやりがいとメリットは、以下3つです。

  • 利用者から感謝される
  • 専門知識を生かせる
  • 体力的な負担が少ない

介護事務は残業も比較的少ないため、年齢を重ねても長く働け、仕事と家庭の両立もしやすい職種です。

利用者から感謝される

介護事務は施設の「顔」として利用者や利用者の家族と最初に関わることが多いため、直接「ありがとう」と感謝されることも多い職種です。

受付で親身に対応したり、複雑な介護保険についてわかりやすく説明したりすれば、利用者との信頼関係を築けます。

自分の仕事が誰かの生活を直接支え、安心感を与えていると実感できる点は、介護事務の大きなメリットです。

専門知識を生かせる

介護事務の業務では介護保険の知識や、現場でのコミュニケーション能力が求められる場面が多く、専門知識や経験を生かせます。専門知識を生かせる主な場面は、以下のとおりです。

  • 介護保険制度の知識を生かした、正確なレセプト作成
  • 現場経験にもとづいた、ケアマネジャーや介護職員との円滑な連携
  • 専門用語の理解による、スタッフ間のスムーズなコミュニケーション
  • 利用者本人や家族への的確でわかりやすい介護サービスの説明

これまでのキャリアを無駄にせず、新しい職種で活躍できる点は介護事務の大きな魅力の一つです。

体力的な負担が少ない

介護事務の仕事は体力的な負担が少ない点が大きなメリットです。仕事のほとんどがデスクワークで、利用者を抱えたり支えたりするような直接的な身体介護がありません。

介護事務は

  • 力仕事がなく
  • けがのリスクや
  • 夜勤もないため

規則正しい生活ができる点も体力的に負担が少ない要因の一つです。体力的な心配が少ないため、介護事務は年齢を重ねても安心して長く働き続けられます。

介護事務の仕事に向いている人の特徴

介護事務の仕事には向き不向きがあります。介護事務の仕事に向いている人の特徴は、以下のとおりです。

  • デスクワークが好きな人
  • 細かい作業が得意な人
  • 他者と円滑にコミュニケーションを取れる人

自分が介護事務に向いているか、判断の参考にしてください。

デスクワークが好きな人

介護事務の仕事は多くがパソコンでのデータ入力や書類整理といった座り作業のため、デスクワークが好きな人に向いています。

現場で体を動かすよりも、落ち着いた環境でコツコツと作業を進めることが好きな人にとって、介護事務は働きやすい環境です。

体力的な負担が少なく、自分のペースで集中して仕事に取り組みたい人も、介護事務は自分の強みを発揮できます。

細かい作業が得意な人

介護事務の仕事は数字やデータの正確性が重要になる場面が多いため、細かい作業が得意な人にも向いています。介護事務で細部まで注意を払う必要がある業務は、以下のとおりです。

  • 介護報酬請求業務
  • 請求書作成や給与計算
  • 書類やデータの確認作業
  • 介護保険制度・法改正への対応
  • 書類整理や備品管理

書類やデータのチェックを根気強く続けられる集中力は、介護施設の運営を支えるうえで欠かせません。

地道で丁寧な作業をコツコツ進めることが得意な人にとって、介護事務は大きなやりがいを感じられる仕事です。

他者と円滑にコミュニケーションを取れる人

介護事務の仕事は人と話したり、周りの人と協力したりすることが得意な人に向いています。

介護事務は施設の「顔」として利用者本人や家族、他職種のスタッフなど人と関わる機会が多い仕事です。

円滑なコミュニケーションは、質の高いサービスを提供し、職場全体のチームワークを高めるうえで欠かせません。

介護事務は単なる事務作業だけではなく、人と人をつなぐ大切な役割を担っています。相手の気持ちを考えて行動できるコミュニケーション能力は、介護事務の大きな強みになります。

介護事務の仕事内容を理解して自分に合った働き方を見つけよう

介護事務は業務内容や働く場所、雇用形態の選択肢が豊富で、自分に合った働き方を見つけやすい魅力的な職種です。

デスクワーク中心で体力的負担が少ないため、体力に不安がある人も介護事務なら長く働き続けられます。

子育てと両立したい方はパートタイム、収入を増やしたい方は派遣で介護事務を副業にするという選択もあります。

安定を求める方は正社員、未経験者は資格取得によるキャリアアップなど、希望に応じた働き方が可能です。

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