【即採用】落ちない介護の面接対策!短所の伝え方や逆質問も怖くない
「面接が嫌だなあ・・・」
「怖いし、不安だし、緊張する」
「何をどう話せばいいかわからない!」
このような不安や悩みを解決する記事です。
合否が決まる採用面接は、自分の価値を判断されているようで緊張しますよね。
しかし、多くの人は準備が足りていないだけで、面接対策をしっかりすれば楽しく乗り切れます。
この記事は、面接だけは1度も落ちたことのない私が、プロの転職アドバイザーに教えてもらった対策をたっぷり解説します。
面接対策の目次は有料級ですよ!
記事を読めば、堂々と面接へ挑めるようになりますよ。
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介護職の面接に対する心構え
自信を持って面接に挑むためのポイントは5つあります。
- 面接を受ける施設を調べる
- ポジティブな転職理由を考えておく
- 想定外の質問には正直に答える
- 結論と理由を伝える
- 会話を楽しむ
これだけやれば不安はなくなりますよ!
面接を受ける施設を調べる
面接が不安になる原因のひとつは、施設を調べてないからです。
好きな人の趣味や夢は気になりますよね。採用面接も同じです。
- どんな理念で何を大切に運営しているのか
- どんな歴史がありどんな人たちが働いているか
- 雰囲気や普段の活動はどうか
ホームページをみて調べるだけで、不安の7割は吹き飛びますよ。
想定外の質問には正直に答える
想定外の質問をされても、正直に答えましょう。
あなたの誠実さが試されています。
下手に嘘をついてもバレるので、わからないことは「わからない」「言えない」と答えるほうが良いでしょう。
嘘をつく人より、正直な人が好印象です。
結論と理由を伝える
面接では結論と理由を伝える姿勢が大切です。
忙しい面接官にとって、何を言いたいかわからない人の話ほど嫌なものはないからです。
具体的には「PREP法」という、伝えるときの型を使うと良いですよ。
- Point :要点(結論・主張)
- Reason :理由(結論にいたった理由)
- Example:具体例(理由に説得力を持たせるための事例・データ・状況など)
- Point :要点(結論・主張)
(志望動機を伝えるときの例文)
Point:私は利用者様一人ひとりに合わせたケアを提供することに熱意を持っています。
Reason :前職での経験から、個別ニーズに応じた介護がいかに重要か学んだからです。
Example:ある認知症の利用者様が、個別ケアを通じて夜間ぐっすり眠れるようになった事例を経験しました。
Point :この時の経験を活かして、「自分の親に住んで欲しい施設」という御施設の理念に沿った個別ケアを実施していきたいと考えています。
プレゼンテーションや文章構成でもよく使われている技術です。
話が伝わりやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。
会話を楽しむ
「会話を楽しむって何?」と思われた人も多いですよね。そんな人は、面接をお見合いだと考えてみてください。
共通することはたくさんあります。
- 初めての人と話して打ち解ける
- 自分のことを相手に知ってもらう
- 相手を知って素敵なところを見つける
- 仲良くなりたいと思う
「自己紹介をして質問攻めにあって、自己PRまでしなければいけない」と考えると気が重いですが、お近づきになるだけと考えれば気は楽になるはずです。
面接官は「あなたという人と、一緒に働いていけるか」という視点を大切にしています。
ぜひ会話を楽しむ姿勢を心がけてみてくださいね。
面接に対するマナー
人は見た目が9割というベストセラー本がありますが、面接でも見た目は重要です。
- 清潔感
- 服装
- 姿勢や言葉遣い
3つのポイントを押さえておいてくださいね。
清潔感
清潔感があるだけでデキる印象を与えます。
髪型は面接のときだけでも爽やかにしましょう。
前髪が目にかからないように、なるべくおでこを出した方が好印象です。
服装
服装はもちろんスーツ一択です。
持ってない人はシマムラやメルカリでも良いので揃えたほうが良いですよ。
万が一、不採用になったとき、服装のせいにしたくないですよね。
姿勢や言葉遣い
姿勢や言葉遣いは自分が思っている以上、相手からみた印象に大きく影響します。
普段は猫背の人も背筋を伸ばしたほうが良いですし、言葉遣いも丁寧に意識するべきです。
- タメ口に気をつけ「です」「ます」を意識する
- 「やる」ではなくて「行う」など、適切な言葉をつかう
- 面接では「御社」「御施設」と呼ぶ
言葉の印象で減点されるのはもったいないですよ。
プロ直伝!介護面接でよく聞かれる質問と対策
転職エージェント歴8年の知人である現役アドバイザーに教えてもらった内容をまとめました。
- 志望動機
- 自己PR
- 仕事への取り組み姿勢や人間性に関する質問
- 短所
- これまでの仕事で上手くいったこと
- 前職を辞めた理由
- 介護職を選んだ理由
- 目標
有料情報級なので全部読んでみてくださいね。
志望動機
面接官が志望動機を聞く理由は「どのくらい施設に興味を持っているか」「価値観があうか」「長く働いてくれそうか」という視点をもっていますよ!
転職の理由や転職先で実現させたい未来と、つながりをもたせて伝えましょう。
- 将来的に役職に就きたい
- 看取りケアの考え方に共感した
- 努力が評価される職場で働きたい
志望動機は、ほぼ100%面接で聞かれる質問です。履歴書で書いた内容とズレがないように準備してくださいね。
自己PR
自己PRとはあなたの強みを語ることです。
面接中、「自己PRをお願いします」と聞かれたら、おもわず「ないです」と答えたくなりませんか。
私も自己PRが苦手で頭が真っ白になってしまった経験があります。
自己PRを聞かれたら、次のような強みを語る例文を参考にしてみてください。
- 「私の強みを活かすことができた話をさせていただきます。〇〇というイベントに取り組み、チームで大成功させた経験があります。利用者様やご家族からの評判も良く、私の企画力と実行力という強みが活かせた仕事でした」
強みを聞かれてあせらないように、今のうちに考えておいてみてくださいね。
仕事への取り組み姿勢や人間性に関する質問
仕事への取り組み姿勢や、人間性に関する質問も強みを伝える場面です。
次のような例なら、誰にでも一つはあるのではないでしょうか。
- これまでの仕事で頑張ったこと
- 評価されたことや褒められたこと
- やりがいや自信に繋がったこと
どのように答えるか。紙のノートやスマホアプリに書いて準備しておくと安心できますよ
短所
短所を聞かれたら改善しようと努力しているところまで話すと良いですよ!
面接官が短所を聞くのは自己分析能力があるか知りたいからです。
自分の短所に気づいてない人は、改善をする余地もありません。
私は協調性に自信がないですが、人に共感する力はあるので共感性で人間関係を構築できます。
短所の質問に答えるときは改善の意思とセットで伝えましょう。
これまでの仕事で上手くいったこと(工夫したこと)
主体的な取り組みや、どのように活躍できる人なのかをみられています。
成果や実績をもとに工夫した点を、PREP方で伝えると面接官にとってわかりやすいです。
もしわかりやすい経験がないなら、次のような点を振り返ってみてください。
- 他の職員よりも意識的に取り組んできたこと
- 意識せずに取り組んでいたが、褒められた経験や感謝されたこと
上記を思い出すと答えやすくなりますよ。
前職をやめた理由
退職理由をポジティブに変えるのは転職活動の鉄則です。
ネガティブに伝える人は「彼氏のことが嫌いになったので、あなたと付き合いたいです」と言っているようなもの。
面接でネガティブな会話は基本的にNGです。
面接官に不快感しか与えないので、次のような例に言い換えてみてください。
- 給料が安い:「頑張った成果に見合う収入が得られるところに転職したい」
- 仕事がつまらない:「〇〇に挑戦して、もっと自分を成長させたい」
- 残業が多い:「今後はメリハリを持って働きたい」
面接官に「すぐに辞める可能性が高いな」と思わせてはいけません。
もっと詳しい事例や伝え方、面接で嘘をつかないほうが良い理由は以下の記事で解説しています。
介護士の退職理由に嘘がダメな理由!退職願から転職まで本記事で完結
介護職を選んだ理由
あなたはなぜ介護職を選んだのでしょうか。
介護職は大変な仕事で、ストレスや感情のコントロールができない人もいます。
介護職を選んだ理由が曖昧なら、面接官は「この人大丈夫かな?」と思ってしまいます。
未経験の人でも過去の体験から介護職を選んだ理由を答えられるようにしておきましょう。
目標
「目標はありますか?」という問いは、あなたが長く活躍してくれるかを確認している質問です。
出世したい意志があるなら伝えるべきですし、出世願望がないなら介護職としての目標を言葉にしてください!
逆質問について
逆質問とは自分から質問すること。
介護職の面接では「最後になにか聞きたいことはありますか?」と逆質問をうける例が多いです。
これまで解説してきた面接の準備をしていないと、すぐに答えるのは難しいでしょう。
逆質問は、あなたが自分のキャリアに真剣であり、貢献する意思があるという印象を与えます。
調べたらすぐわかることや、面接官が困るような逆質問は避けて、以下のような質問が好ましいです。
- 仕事の1日のスケジュールを教えていただけますか?
- 入社までに勉強しておくことがあれば教えてください?
- 御社で昇進していくためにはどのような能力が求められますか?
- 御社で活躍している人に何か共通点はありますか?
希望条件の伝え方
希望条件をはっきり伝えないと実際に転職したあとで困ります。
次の点は聞いておいた方が良いですよ。
- 勤務形態
- 夜勤の回数
- 有給取得率
- 昇給率
- 給与
給与交渉は面接のときにしても良いですし、内定後に転職エージェントを利用して交渉してもらう方法もあります。
自分で交渉するのが不安な人は、積極的に転職のプロに相談してみてくださいね。
給与交渉が成功した人も多いので、一か八か試してみるのがおすすめです!
私は給与交渉しなかったので、3年くらい後悔と同期への嫉妬がありました。
まとめ:面接は準備が9割
面接は9割の準備で決まります。
準備をすれば怖くないのでリラックスして楽しんでくださいね。
最後に面接の注意ポイントをもう一度おさらいします。
- 志望施設のホームページを見て情報を集めておく
- 嘘はつかず誠実に正直に答える
- 面接官へ話すときにPREP法を使うと話が伝わりやすい
- 面接 マナーは 服装 、清潔感 、姿勢や言葉遣いを意識する
- 面接ではネガティブな情報もポジティブに変換して伝える
- 給与交渉をしてもらうなら 転職エージェントの利用がおすすめ
面接は回答だけでなく雰囲気や態度なども含めて総合的に判断されます。
慣れないと緊張してしまうかもしれませんが、この記事を読むほど勉強熱心なあなたなら、きっと上手くいくと私は信じています。
笑顔で楽しんでくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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