【攻略】40代・50代・未経験!介護職の志望動機が思いつかない人への例文
「志望動機が難しくて書けない・・・」
「どういう表現でどんな言葉を使えばいいの?」
「印象が良い書き方を教えて!」
こんな悩みを解決する記事です。
久しぶりの履歴書や面接では、どんな言葉を使い、どう伝えるのか迷いますよね。
実は志望動機を書くコツは簡単です!誰でも良いので、好きな人へ送るラブレターのつもりで書いてみてください。
たとえば・・・
- 相手の魅力を伝える→これまでの歴史など長所を探す
- 相手の好きなところを伝える→理念や活動を調べる
- 相手にとって自分が相応しい人間であることを伝える→自己PR
この記事を読み進めれば、納得いく志望動機が完成し、面接で好印象を与えられます。
内定をGETするためにも、最後まで読んでみてくださいね。
介護転職で志望動機が思いつかないときの対策
志望動機に悩んだら自分の過去をふりかえって棚卸しをしてみましょう。
具体的に試してほしいのが次の3つ。
- なぜ応募先に魅力を感じたか言語化する
- 応募先の情報を集めて良いところを探す
- 応募先に対して経験や人間性が活かせるポイントを探す
自分の棚卸しをすると志望動機が楽に書けるようになりますよ!
なぜ応募先に魅力を感じたか言語化する
志望動機が書けずに手が止まっている人は、応募先に感じた魅力を言語化してみてください。
言語化すると、何をどう伝えれば良いかが見えてきます。魅力とは好きな人にたとえると長所の部分です。
事業所は価値観があう人を求めているので「給料が高いから」といった理由や「家が近かったから」などの理由以外で探してくださいね。
言語化したらメモを残して、志望動機に取り入れましょう。
たしかに見た目を褒められるのも嬉しいけど、中身を褒められた方が嬉しいのよね。
応募先の情報を調べて良いところを探す
志望動機が書けないのは応募先の情報量が足りてないからです。
私たちが求人欄をみるときは、自分の希望にあう条件ばかり目につきますよね。しかし志望動機を書くうえでは立場が逆になります。
ラブレターも自分の思いだけを書いたら、相手には響きません。
以下のように応募先の魅力を伝える必要があります。
- 「利用者さんのためのイベントを定期的に開催しているところや、地域社会との連携を重視している点に貴施設の魅力を感じました。」
応募先の良い点がわかれば、あなたがどのように貢献できるかも考えやすくなります。
経験や性格が活かせるポイントを探す
介護事業所に応募するときは、あなたの経験や性格が活かせるポイントと志望動機を結びつけることが重要です。
経験や性格を自己分析して、アピールポイントをいくつか洗い出しておきましょう。
ラブレターなら、最後の告白部分です。「私と付き合ったらこんな良いことがありますよ」ということを伝えるパート。
志望動機に書くなら、次のようなアピールです。
- 「私は前職のレクリエーション担当の経験を活かして、利用者さんやご家族にも喜ばれるような企画とイベントの開催ができます」
あなたの経験や性格がどのように役立つかを考えると書きやすくなりますよ。
介護転職で志望動機を書くうえでの注意点
志望動機を書くときには外せないポイントが2つあります。
- 客観的にみて仕事への意欲が感じられる内容か
- 御社と貴社の違い
それぞれの詳細をみていきましょう。
客観的に仕事への意欲が感じられる内容か
青くさいと思われるかもしれませんが、人の心を動かすのに熱意は大切です。
熱意を伝えるのは仕事への意欲です。
- あなたは将来どんな介護士になりたいか
- 応募先の施設で挑戦したい仕事や目標は何か
上記2点だけは志望動機を書く前にしっかり考えてくださいね。
御社と貴社の違い
「御社」と「貴社」はどちらも相手の企業を表す敬語で、意味は同じです。
一般的に「御社」は話し言葉で「貴社」は 書き言葉と言われています。
絶対的なルールではなく、相手との関係性によっては文書でも「御社」を用いる場合もあります。
私たち介護士が履歴書や面接で使用するときは、履歴書では「貴社」面接では「御社」と覚えておくと良いでしょう。
アレンジ必須!志望動機の例文
施設別に志望動機の例文を用意したよ。
自分のケースにアレンジして使ってみてね!
青い線は応募先の理念や長所を調べて書きなおし、黄色い線はあなたの経験や性格が活かせる言葉に置き換えてみてください。
介護施設の志望動機
私は、過去に祖父母の介護を家族で支える経験を通じて、介護の重要性とやりがいを実感しました。その経験から、高齢者一人ひとりの人生を支える仕事に就きたいと強く思うようになりました。貴施設の理念である『全ての人に優しいケアを』という言葉に深く共感し、貴社で働くことで私もその理念を体現したいと考えています。未経験ではありますが、自己研鑽を積み、すぐにでもチームに貢献できるよう努力いたします。
私が介護施設で働きたいと強く感じたのは、祖母が認知症を患い、家族としてのケアの難しさを実感した経験がきっかけです。その際、祖母をサポートした介護スタッフの方々の専門的な知識と深い配慮に感銘を受け、この仕事の重要性とやりがいを深く理解しました。貴施設が展開する「個々の尊厳を重んじるケア」に共感し、私もその一員として、質の高い介護を提供し、利用者の方々の毎日が少しでも豊かになるよう努めたいと考えています。
祖母が要介護状態となってしまった経験が私の介護職への志望動機です。その時、祖母が専門的なケアを受け生活の質が向上する様子を目の当たりにし、介護職の重要性を実感しました。貴施設の理念である利用者様一人ひとりに寄り添ったケアを行い、笑顔と安心を提供することが私の目標です。また、チームで協力し合いながら、日々の業務に励むことで、更なるスキルアップを図りたいと考えています。貴施設での勤務を通じて、介護の専門知識を深め、地域社会に貢献できる介護職員を目指していきたいです。
介護老人保健施設(老健)の志望動機
私は以前から高齢者の生活の質の向上に貢献したいと考え、介護老人保健施設に強い関心を持っていました。特に貴施設の「すべての高齢者に活力ある毎日を」の理念に共感し、私のこれまでの経験が活かせると信じております。介護職として3年間勤務してきた経験を生かし、利用者様一人ひとりのニーズに合わせた支援を提供することができます。また、チームで協力して業務を遂行する中で、コミュニケーション能力や問題解決スキルを磨いてきました。貴施設で働くことで、より質の高い介護を提供し、利用者様だけでなく、そのご家族にも安心を提供したいです。
老人保健施設における介護職として応募するにあたり、私の過去の経験が活かせると考えております。以前、福祉施設でのボランティア活動を通じて、高齢者の日常生活の支援を行った経験があります。その中で、一人ひとりのニーズに合わせたサポートを提供することの重要性を学びました。貴施設の理念である「個々の尊厳を重んじる介護」に強く共感し、私が得意な傾聴力を活かして、利用者様一人ひとりに寄り添ったケアを実践したいと考えています。また、チームワークを意識しながら、質の高いサービスの提供に貢献していきたいです
訪問介護の志望動機
訪問介護事業所での勤務を志望するに至ったのは、高齢者の方々が自宅で安心して暮らせるよう支援する仕事をしたいと思ったからです。介護施設で働いてきた経験を活かして、貴事業所が大切にされている「一人ひとりに寄り添うケア」を実践していきたいです。私の傾聴スキルと細やかな気配りができる特徴を活かして、在宅で過ごす方々の日常がより豊かになるよう努めたいと考えています。
私が貴事業所を志望する理由は、高齢者の方々が「自宅で最期まで暮らせるよう支援する」という明確な理念に強く共感したからです。特養で5年間勤務してきた経験を活かし、お一人お一人のニーズに合わせたきめ細やかなケアを提供したいと考えています。これまで培った経験と技術を生かし、利用者様一人ひとりの生活が豊かで快適になるよう努力ていきたいと考えております。
デイサービスの志望動機
私は3年間の介護経験を生かし、より質の高いサービスを提供するデイサービスで働くことに強い意欲を持っています。特に、お一人お一人の利用者様が持つ日常の小さな幸せを大切にし、寄り添うことでその幸せを一緒に喜びたいと考えています。また、皆様が安心して過ごせる環境を整えるため、以前の職場で培った感染症予防や安全管理の知識も活かしていきたいと思います。貴事業所の理念にある「家庭的な雰囲気の中でのサポート」を体現し、利用者様一人ひとりに寄り添ったケアがしたいと考え志望しました。
デイサービスへの関心は、高齢者の方々とのコミュニケーションを通じて利用者様の笑顔を大事にしたいという思いからです。貴事業所の「家庭的な環境の延長にある心温まるケア」の理念に感銘を受けました。これまでのアパレル販売の接客経験から、小さな変化に気づき、適切な対応をする力を身につけています。また、イベント運営をしていた経験を活かし、デイサービスのレクリエーション活動を豊かにする提案もできると考えています。専門的な介護技術を磨きながら、利用者様一人ひとりに寄り添ったケアを実践していきたいです。
サービス付き高齢者住宅の志望動機
私の志望動機は、これまでに経験のないサービス付き高齢者住宅で高齢者が自立した日常を送れる支援がしたいと思ったからです。以前の職場では、その人らしさを大切にする介護を行ってきました。また、チームでの連携を重視し、コミュニケーションを取りながら安全な環境作りに努めたと考えています。今後は、貴施設において更に多くの高齢者の方々が、毎日を笑顔で過ごせるよう努めていきたいです。
志望動機の伝え方【面接編】
面接での注意点2つについて解説します。
- 前向きさを伝える
- ネガティブな内容は伝えない
大切なポイントなので良く注意してくださいね。
前向きさを伝える
面接で志望動機を伝えるときは前向きな姿勢が大切です。
採用担当者は主に次の3つの視点で、あなたのことを判断します。
- すぐに退職してしまわないか
- 他の職員と協力しながら仕事をしていけるか
- 施設・事業所に不利益をもたらす人物ではないか
介護業界は採用率が高いので「 印象が良い」「 一緒に働きたい」とおもわせたら勝ちです。
上手く話せなくても、緊張しても、その姿勢はぜったい採用担当者に届くからね!
姿勢が大事だよ。
ネガティブな内容は伝えない
履歴書も面接も、ネガティブな内容を伝えてはいけません。
自信のなさや前職の不満を伝えたところで、採用担当者はどう思うでしょうか。
履歴書や面接を通じた採用の合否は、100%採用担当者がにぎっています。つまり、ラブレターにネガティブな感情をしたためたら「フラれやすい」ということ。
志望動機では、ネガティブな意見は次のような前向きな言葉にに変換してみてね!
・給料が安い→努力や成果が反映される環境で働きたい
・人間関係が悪い→周りと連携をとりながらチームワークよく仕事をすすめたい
ただし、以下のようなケースは必ず相談するようにしてくださいね。待遇面は転職エージェントを利用して交渉してもらうのがおすすめですよ。
- 家庭の事情
- 体調の不安
- 待遇面
まとめ:志望動機を攻略して内定をもらおう
ここまで例文を交えて志望動機を書ききるための方法を解説してきました。
今回の記事のまとめです。
- 志望動機はラブレターだと思って書くとわかりやすい
- 応募先の情報を調べてから書く
- 自己分析と棚卸しが自己PRにつながる
- 志望動機の例文はアレンジして自分の言葉で書く
履歴書の志望動機は合否への入り口です。面接の印象を良くするためにも手を抜かずに書ききりましょう。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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