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介護士と看護師の違いは?資格・給与・働き方の差をわかりやすく解説

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介護や医療の現場でキャリアを考えたとき、介護士と看護師のどちらを目指すべきか悩む方もいるでしょう。

この記事では、介護士と看護師の求められる役割や「仕事内容・資格・給与・キャリアパス」の違いを比較しながら解説します。

記事を読めば介護士と看護師の特徴や違いが明確になり、どちらに進むべきか判断材料を得られます。

介護士は⽣活⽀援が業務の中⼼で、看護師は医療ケアが業務の中心です。介護士と看護師の違いと⾃分の適性を把握し、後悔のない進路選択につなげましょう。

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この記事を書いた人

  • 介護士7年/看護師6年
  • 外科病棟/脳神経内科
介護士から看護師になったけんさんのイラスト

  けん

  • 介護福祉士(15年目)
  • 介護士の年収510万円以上

介護士と看護師の基本的な違い

介護士と看護師はどちらも人のケアに関わる仕事ですが、目的や役割が異なります。

介護士は主に利用者の「生活」を支える専門家であるのに対し、看護師は患者の「健康」を守る医療の専門家です。介護士と看護師の役割と業務内容の違いを詳しく解説します。

介護士の主な役割と業務内容

介護士の主な役割は利用者の日常生活を支援し、身体と心の両面から自立した生活を支えることです。

利用者が安心して暮らせるよう、個人の状態に合わせたきめ細やかなサポートが介護士には求められます。介護士の業務内容は以下のとおりです。

  • 身体介護
  • 生活援助
  • レクリエーションの企画・実施
  • 相談や精神的なケア
  • 記録と情報共有
  • 送迎業務

介護士は医療的ケアが中心の看護師とは異なり、生活支援に特化して利用者の自立した暮らしを支える専門職です。

看護師の主な役割と業務内容

看護師の主な役割は病気やけがのある人の診療を補助し、療養生活をサポートすることです。介護士が生活支援を中心に行うのに対し、看護師は医療行為を通じて患者の回復を支えます。

看護師の業務内容は以下のとおりです。

  • 医師の指示による診療補助(点滴・注射・採血など)
  • バイタルサインの測定と健康状態の観察
  • 食事・入浴・排泄などの生活援助
  • 手術の準備・介助・術後のケア
  • 患者や家族への心のケアと生活指導
  • 看護記録(カルテ)の作成
  • 医療スタッフ間の情報共有

看護師は国家資格を持つ医療の専門職です。医療行為も行うため、看護師の業務には専門的な知識と技術が求められます。

介護士と看護師の資格の違い

介護士と看護師では就業に必要な資格が異なります。介護士は資格がなくても働き始められる一方で、看護師は国家資格が必須です。介護士と看護師それぞれに必要な資格と取得方法の違いについて解説します。

介護士に必要な資格と取得方法

介護士は資格がなくても始められますが、資格を取得することで仕事の幅が広がり、キャリアアップにつながります。

介護士に必要な資格と取得方法は以下です。

資格名資格の種類概要・取得条件
介護職員初任者研修入門資格130時間の講座修了+修了試験合格で取得可能。
介護福祉士実務者研修中級資格450時間の講座修了が必要で、介護福祉士受験に必須。
介護福祉士国家資格福祉系学校卒または3年以上の実務+実務者研修+国家試験合格で取得。
認定介護福祉士上位資格介護福祉士として5年以上の実務経験+指定研修・審査合格で認定。
介護支援専門員(ケアマネジャー)専門職資格5年以上の実務+試験合格・研修修了で取得可能。

介護の資格は仕事を続けながら段階的に取得できる環境が整っているため、自分のペースでキャリアを築いていけます。

看護師に必要な資格と取得方法

看護師として働くためには、国家資格である「看護師(正看護師)」。または都道府県知事が免許を与える「准看護師」のいずれかの資格が必要です。

目指す資格によって、必要な学歴や学習期間が異なります。看護師も准看護師も指定の養成機関での学習と、試験合格後の免許申請・登録が必要です。

看護師と准看護師それぞれの資格と取得方法について以下にまとめました。

資格名資格の種類学習期間取得方法
看護師(正看護師)国家資格3~4年養成機関を卒業した後、国家試験に合格し、免許を申請・登録する。
准看護師都道府県資格約2年養成機関を卒業した後、都道府県知事が実施する試験に合格し、
免許を申請・登録する。

准看護師として経験を積んだ後、指定の学校で2年間学ぶことで、看護師国家試験の受験資格を得ることも可能です。

介護士と看護師の給与と待遇の違い

介護士と看護師では仕事内容や求められる専門性・資格が異なるため、給与や待遇にも差があります。一般的に看護師の方が介護士よりも給与水準は高めです。

年収だけでなく、各種手当や福利厚生といった面でも、職種ごとの特徴があります。介護士と看護師の給与と待遇の違いについて詳しく解説します。

介護士の給与と待遇

介護士の給与は保有資格や勤務先によって異なります。国の支援もあり介護士の給与水準は年々上昇傾向です。

令和6年度介護従事者処遇状況等調査によると、介護職員処遇改善加算を取得している事業所の介護職員の平均月収は約33.8万円です。

介護士の給与には以下のような手当てが含まれます。

  • 夜勤手当
  • 資格手当
  • 時間外手当
  • 処遇改善加算手当

給与は基本給だけではなくさまざまな手当が加算される仕組みになっています。経験を積んで介護士としてキャリアアップすると収入を増やすことも可能です。
» 介護士の平均年収と平均月収はいくら?給料を上げるコツも紹介

看護師の給与と待遇

看護師は専門性の高い国家資格職であり、介護士と比べて給与水準が高く、待遇面も充実している傾向にあります。

国の調査によると看護師の平均年収は約508万円とされており、介護士よりも高い水準です。看護師の給与は基本給に以下の手当が加算されます。

  • 夜勤手当
  • 資格手当
  • 時間外手当

看護師は医療行為をともなう業務の負荷や責任が大きいため、介護士と比べて手当の金額が高めに設定されている場合が多くあります。

大学病院や総合病院などの大規模医療機関に勤務する機会が多い看護師は、福利厚生も手厚くなる場合があります。

看護師は社会保険や住宅手当、院内保育などの福利厚生が手厚い職場も多く、派遣やパートなど柔軟な働き方も選ぶことが可能です。

看護師の方が給料は良いのは確かですが、東京都の施設であれば平社員でも510万円を超えます!

私はレバウェル介護を利用して転職しました。

かくと
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かくとの源泉徴収票 年収5,120,048円の証拠。2024年版。

介護士と看護師の働く場所の違い

介護士と看護師は仕事内容や役割が異なるため、活躍する職場にも違いがあります。介護士は利用者の生活を支える介護施設が中心で、看護師は病院などの医療機関が主な職場です。

介護士と看護師の働く場所の違いについて解説します。

介護士の働く場所

介護士が活躍する場所は利用者の状態や目的に応じて、自宅・病院・施設など幅広い職場があります。

自宅での生活や在宅復帰、見守りが必要な人など、ニーズに応じた多様なケアサービスがあるからです。介護士が働く場所は以下のとおりです。

  • 特別養護老人ホーム(特養)
  • 介護老人保健施設(老健)
  • 有料老人ホーム
  • グループホーム
  • デイサービス(通所介護)
  • 訪問介護事業所
  • サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
  • 病院・クリニック
  • 障がい者支援施設

介護士は希望する働き方や関わりたいケアの内容に応じて、適した職場を選べます。

看護師の働く場所

看護師は医療の専門資格を生かして、多様な現場で活躍できます。医療機関に限らず、保育・教育・企業・行政など幅広い分野で看護師のスキルが求められています。

看護師が働く場所は以下のとおりです。

  • 医療機関(病院、クリニック、診療所)
  • 訪問看護ステーション
  • 介護施設(特養、有料老人ホーム)
  • 企業(産業看護師)
  • 保育園・学校(保健室勤務)
  • 健診センター
  • 美容クリニック
  • イベントナース(コンサートやスポーツ会場)
  • 治験関連企業
  • 行政機関(保健所・保健センター)

看護師は資格を生かして、自分の興味やライフスタイルに合った職場を選ぶことが可能です。

介護士と看護師のキャリアパスの違い

介護士は現場での経験を生かして専門性を高めたり管理職を目指したりする道が一般的です。看護師は医療の専門性を追求するだけでなく、医療現場以外の多様な分野でも活躍できる選択肢があります。

介護士と看護師のキャリアパスの違いについて詳しく解説します。

介護士のキャリアパス

介護士は現場で培ったスキルや知識をさまざまな形で生かせます。専門職として介護士のスキルを磨くだけでなく、マネジメントや相談支援、人材育成など多彩な道があります。

介護士のキャリアパスは以下のとおりです。

  • 特定分野のスペシャリスト(認知症ケア、ターミナルケアなど)
  • 管理職
  • 専門職(ケアマネジャー・相談員など)
  • 独立・起業
  • 教員(介護福祉士養成校など)

介護士は現場で働き続ける以外にも、多くのキャリアの選択肢があります。理想の将来像に合わせて介護士のキャリアを設計することで、やりがいを持って働けます。

看護師のキャリアパス

看護師は医療現場に限らず、地域や企業などさまざまな場で活躍できる職業です。

専門性を高める道もあれば、働き方の自由度を広げる選択もあり、看護師のキャリアの可能性は多くあります。看護師のキャリアパスは以下のとおりです。

  • 認定看護師
  • 専門看護師
  • 助産師
  • 保健師
  • 看護管理職(主任・師長など)
  • 訪問看護師
  • 産業看護師
  • 美容クリニック勤務
  • 治験コーディネーター(CRC)
  • フリーランス看護師

看護師のキャリアの方向性は「専門性の追求」「組織内でのマネジメント」「医療以外の分野での活躍」などがあります。

多彩なキャリアを築ける看護師は、自分の興味やライフスタイルに合わせて、柔軟なキャリア形成が可能です。

介護士と看護師に向いている人の違い

介護士と看護師は仕事内容が異なるため、向いている人のタイプも違います。自分の性格や得意分野がどちらの職種に適しているかを把握することで長期的なキャリアを築くことが可能です。

介護士と看護師に向いている人の違いは次のとおりです。

  • 介護士に向いているのは相手の気持ちに寄り添える人
  • 看護師に向いているのは緊急時にも冷静に対応できる人

介護士に向いているのは相手の気持ちに寄り添える人

介護の仕事は利用者の生活に深く関わるため、信頼関係を築くスキルが必要です。以下のような人は介護士に向いています。

  • 相手の話に耳を傾け、真意をくみ取れる人
  • 表情や行動から気持ちや体調の変化に気づける人
  • 意思疎通が難しい相手にも向き合える人
  • 誰かの役に立つことに喜びを感じられる人
  • 家族を含めた周囲の不安にも配慮できる人

思いやりのある姿勢は介護士としての信頼につながり、利用者に安心してもらえます。
「優しい人は介護の仕事に向いてない」と言われてしまった人は介護の仕事向き

看護師に向いているのは緊急時にも冷静に対応できる人

看護師は、人の命に関わる緊急時でも落ち着いて判断し、的確に対応できるスキルが必要です。

患者の容体が急変する場面もあり、強いプレッシャーの中で冷静に行動できる強さが看護師には求められます。以下のような人は看護師に向いています。

  • 状況の変化に素早く気づける人
  • 限られた時間で判断を下せる人
  • 手順や処置を正確にこなせる人
  • 周囲と連携しながら行動できる人
  • 緊張感のある場面でも落ち着いて対応できる人

予期せぬ事態でもチームと連携して冷静に対応できる力は、看護師に欠かせない資質です。

介護士と看護師の違いに関するよくある質問

介護士と看護師は仕事内容が似ているため、違いに疑問を持つ方も多くいます。違いや共通点を理解しておくことで、介護士や看護師の転職やキャリア形成に役立ちます。

介護士と看護師に関するよくある質問は以下のとおりです。

  • 介護士から看護師になることは可能?
  • 介護士と看護師のどちらがやりがいがある?
  • 介護士と看護師の仕事の共通点は?

介護士から看護師になることは可能?

介護士から看護師になることは可能です。看護師になるには専門学校や大学などの看護学校を卒業し、看護師国家試験に合格する必要があります。

介護の資格や実務経験があっても、看護学校で学ぶ内容が免除されることはありません。

ただし、社会人経験者を対象とした入試制度を設けている看護学校や、看護助手から看護師になれる制度を利用しても看護師になる人もいます。

介護士から看護師へのキャリアチェンジは決して珍しくありません。現場で培った介護経験は、看護の学びや実習においても強みとなります。

看護師を目指す間の学費や生活費が心配な場合でも、病院が提供する奨学金制度などを利用できるケースがあります。

介護士と看護師のどちらがやりがいがある?

介護士と看護師のどちらにやりがいを感じるかは人それぞれです。

介護士は生活に寄り添い、利用者との信頼関係を築く中で喜びを感じます。「ありがとう」の言葉や笑顔が介護士のやりがいにつながることが多いです。

一方で、看護師は医療の専門知識を生かして患者の命を支える仕事です。患者の回復に関わる達成感や、チームで困難を乗り越える経験に看護師のやりがいを感じる人が多くいます。

どのような支援に魅力を感じるかで、介護士と看護師のどちらを選ぶべきかは変わってきます。

介護士16年で私が一番嬉しかった経験は、利用者さんのご家族に感謝されたことです

かくと
かくと

介護士と看護師の仕事の共通点は?

介護士と看護師は役割や専門性は異なりますが、人を支える点で多くの共通点があります。

対象者の生活の質(QOL)を高め、個々の価値観を尊重した暮らしを支援する点は、介護士と看護師で共通しています。

介護士と看護師の仕事において求められる共通点は以下のとおりです。

  • 対象者の生活を支える姿勢
  • QOLの維持・向上を目指す視点
  • 信頼関係を築くコミュニケーション能力
  • 他職種と連携するチームケアの意識
  • 小さな変化に気づく観察力
  • 継続して働くための体力・精神力
  • プライバシーや尊厳を守る意識

介護士と看護師はそれぞれ異なる専門性を持ちながらも、人に寄り添い、安心を届ける点でともに欠かせない存在です。

介護士と看護師の違いを理解して自分に合った道を選ぼう

介護士と看護師にはそれぞれ異なる役割とやりがいがあります。介護士は利用者の日常生活を支えることが主な仕事であり、看護師は医療的なケアを通じて命を守る役割が中心です。

介護士と看護師の役割の違いは、必要な資格や給与水準、将来のキャリアパスにも影響します。

仕事を選ぶ際には仕事内容だけでなく、自分の価値観やライフプランも踏まえて考えてみてください。

介護士と看護師の違いを正しく理解し、自分に向いている働き方と照らし合わせることで、納得のいくキャリア選択につながります。

Xからの読者コメントをお待ちしています。
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介護福祉士
17年目介護士の、かくとです。このサイトは「介護職のストレスを下げながら、月1万円以上の収入を上げるためのブログ」です。仕事が辛い人を減らして利用者さんに優しくできる介護士を増やすために運営しています。
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