【リアル】介護士の仕事内容と種類!魅力とやりがいのある業務まで徹底解説
- 介護士の詳しい仕事内容が知りたい!
- 介護士のやりがいは?
- 自分にもできるかな・・・
介護士がどんな仕事をするのかぼんやりとしたイメージのままだと不安ですよね。
実際に働き始めてから「なんか想像してたのと違う」と後悔するのはもったいないです。
私は有料老人ホームと特養を14年経験し、介護士のコミュニティにも参加しているので現場のリアルな仕事内容をお伝えできます。
この記事を読んでほしい人
- 介護士を始めるか悩んでいる人
- 別の介護事業所に転職を考えている人
- 自分が介護士に向いているか知りたい人
- 介護士の魅力が知りたい人
この記事では私の経験と知識、知人や友人に聞いた生の情報をまとめました。
他では読めない介護士のリアルな仕事内容を知って、向き不向きの判断やあなたにあった就職(転職)先を決める参考にしてください。
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この記事を書いた人
- 介護福祉士
(16年目) - 転職で年収89万円up
- ブラック施設と
ホワイト施設を経験
- 転職エージェントの利用実績をみる
-
【レバウェル介護】は、私のワガママな希望にも真摯に対応してくださりました。
【かいご畑】は、丁寧な対応で安心して利用でき、時給の高い派遣の仕事に目を奪われました。
【介護ワーカー】を利用したのは2019年頃ですが、私にはちょっと圧力が強かったです。
【カイゴジョブ】も求人数の多い大手ですが、私には合わなかったです。
エージェントを利用した友人の声
転職エージェントについて詳しく知りたい人は「仕組みから、メリット・デメリットまで解説した体験談」を参考にしてください。
あわせて読みたい介護転職サイト・エージェントの仕組みとは?評判からおすすめまで徹底解説
- 残念な経歴から資産8桁までしたこと
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飲食業界をメインに職を転々とする
飲み屋・レストラン・ホテル・演劇などやりたい放題
ニート同然の生活を2年以上送るパチンコとたまにするバイト、完全に人として腐った毎日を過ごす
某有料老人ホームにて手取り18万の介護職をはじめる一生懸命働いても給料明細を見るたびに泣く
介護福祉士を取得しても手取り20万以下に落ち込むだんだん介護職が嫌になる
適当に転職した先がブラック施設求人誌から適当にオープニング施設を選んだら、サービス残業だらけのブラック施設に転職。
3年以上働くも心の限界。
エージェントを利用して年収89万円アップの転職に成功リーダーになって、やる気も湧いてくる
リーダーを降りても転職から4年目で年収502万達成私が利用した転職エージェントの詳しい解説はコチラ!
介護士の仕事内容と注意するポイント
介護士の主な仕事内容は9つです。
- 服薬介助
- 食事介助
- 入浴介助
- 移乗介助
- 排泄介助
- 記録
- 掃除・ 洗濯
- シーツ交換
- レクリエーション
重要度(リスク)の高い仕事から順に注意ポイントをおさえて解説します。
介護施設では「早番」「日勤」「遅番」「夜勤」といったシフトに、上記の仕事内容が振り分けられるイメージです。
※介護の資格は『かいご畑』か『レバウェル介護』に登録すれば無料で取得できるので、すぐに相談するか以下の記事を参考にしてください。
服薬介助
介護士の日常業務の中で服薬介助は最も重要度が高い仕事です。
服薬業務さえしっかり行えば介護の仕事は怖くありません。
正しい薬を、正しい時間に、正しい方法で服用するためのサポート。
ただ薬を渡すだけではなく、利用者さんの健康状態や服薬の履歴を把握し、必要に応じて看護師や医師と連携をとります。
介護業務の中ではいちばん緊張する仕事ですが、緊張するくらいがちょうど良いととらえてください。
現場では、ダブルチェックや指差し確認で間違えないような環境を整えていますよ。
飲ませ間違いによる事故は職員の焦りや、過労によって引き起こされる場合があるのでブラック企業では絶対に働かないようにしましょう。
食事介助
食事介助は利用者さんが安全に楽しく食事をするためのお手伝いです。
美味しそうに食事を召し上がる姿は、みているだけでうれしくなります。
とはいえ、誤嚥や窒息のリスクもあるため、介護士は以下のポイントには気をつけて介助しましょう。
- 食べやすい大きさに切る
- 飲み込みを確認する
- 適切な温度で提供する
食事による「楽しみ」と「リスク回避」を両立させるのが介護士の仕事です。
入浴介助
入浴介助は介護施設では週2回、多いところで週3回行われます。
介護士の技術や丁寧さによって「快」「不快」の反応がはっきり別れる仕事です。
快を感じてもらえると「気持ちよかった」「ありがとう」と感謝され、不快を与えてしまうと「寒い」「入った気がしない」と不満の声があがることも。
介護士は利用者さんの命を守るのが最優先なので、長湯など要望に応えられない場合もあります。
また、服薬介助や食事介助に続いて注意力が必要な仕事です。
介護士にとっては、一人一人の利用者さんにしっかり関われる楽しい時間でもあります。
移乗介助
移乗介助は介護士の仕事の中でも体力と技術が求められる業務です。
ベッドから車いすへの往復やトイレ介助、入浴介助など、あらゆる場面で多用する介護技術。
ある有料老人ホームでは、高い介護技術の習得が給料の評価対象になります。
まちがった移乗介助は利用者・介助者ともに負担がかかり、両者にとって良いことはありません。
- 利用者さんの怪我のリスクにつながる
- 職員の腰痛の原因になる
ボディメカニクスを利用した移乗介助が一般的で、職員を大切にする施設は介護技術の研修をしっかり行っています。
求人を探すときは、研修制度がしっかりしているところを転職のプロに相談して選ぶと良いですね。
排泄介助
排泄介助は尊厳を保ちながら、排泄を行えるようサポートするデリケートな業務です。
プライバシーを守り安全と衛生面に注意を払って支援します。
また、排泄物の形状や色などの観察を通して、体調面の変化や状態に気づく重要な仕事。
介護施設ではトイレを何度も希望される方もいるので、どのシフトを通じてもメインの仕事になってきます。
私が新人のころは臭いに慣れるまでに時間がかかりましたが、1週間も経てば全く気にならなくなりましたよ。
記録
介護の現場では日々の記録が重要な役割を果たします。
主な記録内容は以下のとおりです。
- 健康状態
- 普段の様子
- 食事や水分量
- イベント参加の記録
- 事故・インシデントの記録
- 看取り介護の記録
利用者さんの様子をご家族へ伝えるための連絡手段でもあり、 看取りサインをいただく前に利用者さんが急逝されたときは警察の取り調べにも対応します。
介護記録は介護の質を高めて信頼を築くためのツールであると同時に、何かあった時に介護職員を守ってくれる重要な仕事です。
以前はすべて手書きでかなり大変でしたが、現在はタブレットを利用して簡単に記録できますよ。
最先端の施設では、スマホを持ち歩いて記録する施設もあります。
掃除・洗濯
掃除や洗濯は快適な生活を維持するために欠かせない業務です。
清潔感が維持できない環境は感染症の原因になることも。
とくにわかりやすいのは疥癬(かいせん)等の皮膚トラブル。
介護施設では生活支援を手伝ってくれるパートの方が勤務していますが、介護職員が洗濯や掃除を行う場合もあります。
私が働く施設では毎日、ベッドや枕の上をコロコロ(テープのやつ)しています。
ポケットに時計や補聴器を入れたままの利用者さんもいるので注意が必要です。
私は職場の洗濯機で自分のオメガの時計を、しっかり乾燥機まで回してしまった過去が・・・
レクリエーション
レクリエーションは生活に楽しさと活力をもたらすイベント、いわばお祭りです。
単に時間をつぶす活動ではなく、利用者さんの社会的交流や精神的な健康面をささえます。
介護士にとってもやりがいのある楽しい仕事といえるでしょう。
実施回数は施設や事業所によってさまざまですが、予算が豊富な事業所ほど力がはいる分野です。
私が過去に経験したすごいイベントだとオーケストラの演奏や演劇が印象的でした。
とはいえ、お年寄りに大人気の子供の発表会に勝るイベントはありません。
有料老人ホームや比較的大きな施設のレクリエーションは盛大です。
介護士の魅力とやりがい
私はこれまでの経験から介護士の魅力とやりがいを自信を持って伝えられます。
しかし、一人の意見に偏ってしまうのを避けるため事前に以下のアンケートをとりました。
介護士さんに質問させてください。
— かくと✒️未来思考の施設介護士 (@Whitekaigo) January 26, 2024
あなたにとって介護職の魅力はなんですか?
僕は①と③
他の意見もある方はリプで教えていただけたら嬉しいです。☺️
それぞれ多かった回答に加えて「選択肢が豊富」という点についても解説します。
利用者さんとの会話
アンケート結果では65.7%、多くの介護士が「利用者さんとの会話」に介護職の魅力を感じています。
人生経験が豊富な利用者さんと話すのは何よりも楽しいです。
たとえ病気や疾患をもっている利用者さんでも非言語コミュニケーションで意思疎通は可能。
個人的にはユマニチュードという介護技術がおすすめです。
思うようにいかず大変なこともありますが、喜んでもらったり感謝されたりすると介護士をして良かったと感じます。
人生の最後に寄り添える
介護士の仕事で最も心に残る瞬間は、利用者さんの人生の最後に寄り添うときです。
最後まで「生ききる」ためのお手伝い。
「怖い」「立ち会いたくない」と夜勤中の看取りをおそれる職員もいますが、その方の人生の最後に立ち会えるのは貴重であり光栄な仕事です。
人は必ず死にます。
最後に笑顔で手を握ってくれた方や、職員に両肩を支えられ亡くなる寸前まで自らトイレに行かれた方もいました。
ご家族に涙目で握手を求められ感謝の言葉をもらった経験もあります。
たくさんの方をお看取りした経験はずっと忘れることはありませんし、人生の最後に寄り添えるのは介護職の価値ある魅力のひとつです。
選択肢が豊富
介護士の仕事は求人数やサービスの種類が多いので、いろんな働き方を選べます。
介護事務やケアマネージャー、営業職などに横展開もできますし、好きな時間に働ける単発バイトアプリ「カイテク」や「クラウドケア」もあります。
需要に対して働き手が少ないという課題があるので今後の待遇アップも期待できるでしょう。
やる気さえあれば、スピード出世も比較的成功しやすい業界です。
理想の働き方を実現するなら転職エージェントの利用が必須。
転職エージェントを使わないのは、言葉もわからない国で目的地に向かっているようなものです。
辿り着くまで何度も道に迷うことになります。
私が転職を成功させた介護エージェントを第一位にランキングしたので、興味がある人は以下の記事をチェックしてください。
転職エージェントのいくつかは無料で資格取得もできますよ。
介護士の大変なところ
介護士の仕事が大変なところは以下です。
- 勤務時間が安定しない
- 高いレベルのコミュニケーション力が必要
- クレーム対応
順に解説します。
勤務時間が安定しない
介護士の仕事は変則労働時間制なので勤務時間が安定しません。
利用者や職員の体調によって勤務変更があることも少なくないです。
シフトの組み方によっては、同じ勤務日数でも体力の消耗度が変わってきます。
仕組み上、連休が取りにくいのも人によっては辛いところ。
でも「サラリーマンみたいに月曜から金曜までの勤務がないからいい!」って言う人もいるよね。
体力に自信がない人は、訪問介護やデイサービス、夜勤ありの職場ならサ高住での勤務がおすすめです。
私の知り合いに夜勤がきつくなったと言って、訪問介護で楽しく働いてる人もいますよ。
高いレベルのコミュニケーション力が必要
介護士は高いレベルのコミュニケーション力が求められます。
一人で黙々と行う作業は少なく、ほとんどは人と関わる仕事です。
「介護士は役者にならなければいけない」と言われることもあり、 認知症の利用者さんに対しては嘘も方便といった対応が必要なことも。
利用者さんやご家族、同僚や上司に他職種との連携が必要なので、高いコミュニケーション力は必須です。
でも、コミュニケーションが苦手な私でも13年以上働いているので、自分の長所を生かせればやっていけます。
私はどうやら、お年寄りを笑わせるのが得意なことに少し前気づきました。
クレーム対応
介護の現場ではクレーム対応が難しいです。
人手不足な状況が要望に答えられない原因を作り、さらなるクレームにつながるケースもあります。
サービスに対して「できること」「できないこと」を明確に伝えられる職場で働くのが理想的です。
できないことをできると伝える職場にいると、介護士は自分の首を絞め、利用者さんやご家族は不信感がつのるだけでしょう。
楽しく働ける理想の職場を見つけるならブラック介護施設で働かないこと。
転職のプロに相談してください。
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現役介護士が思う介護士に向いている人の特徴
13年以上の経験でたくさんの介護職員と関わった私が思う、介護士に向いている人の特徴は以下です。
- メンタルが強い人
- 笑顔になれる人(作り笑いでもOK)
- 協調性が高い人
順に解説します。
メンタルが強い人
介護士はメンタルの強い人が向いています。
具体的にいうと「他人に感情を揺さぶられない人」「感情に反応しないという選択ができる人」です。
介護士の仕事は一般常識では考えられないような理不尽な要求があることもあり、ストレスをコントロールできない人には向いていません。
メンタルが強い人はどの職場でもやっていける人です。
低ストレスで仕事をしたい人は、訪問介護やサービス付き高齢者住宅、またはホワイト介護施設をおすすめします。
介護職の「向き・不向き」については、以下の記事でもっとくわしく解説しています。
笑顔になれる人(作り笑いでもOK)
笑顔が多い人は介護士に向いています。
介護の現場では言葉によるコミュニケーションよりも、表情・目の動き・姿勢・ジェスチャー・声のトーンなど非言語コミュニケーションのほうが大事だからです。
普段の生活でも笑顔が嫌いな人はなかなかいませんよね。
笑顔が多い人は同僚も利用者さんにも安心感を与えます。
現場では作り笑いでも十分効果がありますよ!
私は5割、作り笑顔です。
協調性が高い人
協調性が高い人は介護士に向いています。
利用者さんとの会話より職員とのやり取りで力を発揮。
どんな人が相手でも公平に会話ができる能力をもつ人は貴重な存在です。
介護士は個性強めのいろんな意見を持った人がたくさんいるので、それぞれの特徴を理解して、すり合わせができる人はいつでもリーダーになれます。
協調性に自信がある人は、ぜひ介護業界で出世していってください。
介護業界でスピード出世した人へのインタビュー記事は「【年収600万】勝ち組介護福祉士に聞いた給料を爆上げする秘密!」で紹介しました。
現役介護士が思う介護士に向いてない人の特徴
介護士に向いてない人の特徴を二つ解説します。
- 怒りっぽい
- 女子力が低い
特徴を読んで介護士に向いてないなぁと感じたら、介護事務 や相談員を目指すという方法もあるので、資格情報サイト「シカトル」で無料の資料請求をしてみてください。
怒りっぽい
怒りっぽい人は介護士に向いていません。
私もさまざまな職種を経験してきましたが、 介護職ほど怒りのコントロールが必要な仕事はないと感じています。
怒りっぽい人が介護士になる場合は相当な覚悟が必要だと自覚した方が良いでしょう。
施設系の仕事はとくにストレスがたまりやすい傾向があるので事業所選びも大切です。
私の周りの経験者は、ストレスが少ない事業所としてサ高住や訪問介護をあげます。
詳しくは転職のプロに聞くのが一番で『完全介護士目線の転職エージェントランキング!』に
おすすめをまとめたので気になる人はみてください。
女子力が低い
ここでいう女子力が低いというのは、単純に女子に嫌われやすいかどうかという点です。
介護現場で女子に嫌われやすい人の特徴は以下。
- 清潔感がない
- 人の話を聞かない
- 偉そう
男性介護士が増えてるとはいえ、介護現場は女性がメインの職場です。
女性に嫌われてしまうタイプの人は、自分を改めないと介護士として仕事をするのはかなり厳しいです。
介護士の主な就職先と仕事の特徴
- 特別養護老人ホーム (特養)
- 介護老人保健施設(老健)
- 有料老人ホーム
- 病院
- 訪問介護
- グループホーム
- サービス付き高齢者向け住宅( サ高住)
- デイサービス
特別養護老人ホーム(特養)
特別養護老人ホーム、通称「特養」は、高齢者の方々が安心して暮らせるようサポートする施設です。
ここでは日常生活のお手伝いから、医療的ケアまで幅広いサポートが提供されます。
特養の魅力は、利用者一人ひとりのニーズに合わせた個別ケアプランを基にサービスを提供する点です。
また、居心地の良い生活環境を整えて、利用者が自分らしく穏やかな日々を過ごせるよう努めています。
利用者の「家」である場所を支え、彼らの人生の質を高めるという大きなやりがいを感じる職場です。
介護老人保健施設(老健)
介護老人保健施設、通称「老健」は高齢者の方々がリハビリテーションや日常生活のサポートを受けながら、自宅への復帰を目指す施設です。
老健の特徴は医療と介護の両方のサポートを提供する施設。
専門の医師や看護師、リハビリテーションスタッフや介護士がチームとなって、利用者の健康状態や能力に応じた個別ケアを実施します。
老健での仕事は、利用者が自宅での生活に戻るための一歩をお手伝いする仕事です
回復に向けたサポートがしたい人は特養よりも老健が向いているといえます。
有料老人ホーム
有料老人ホームは、快適な高齢者向け住宅として人気が高まっている施設。
個々のニーズに合わせたサービスを提供し、居住者が自立した生活を楽しむことを重視しています。
有料老人ホームの特徴は以下で料金によってクオリティーが変わります。
- 豪華な食事
- 清潔で快適な居住環境
- 健康管理や日常生活のサポート
- 趣味活動やレクリエーションプログラムの充実
私の知人が働く有料老人ホームではワインの試飲会があると言っていました。
有料老人ホームは経済的に余裕のある高齢者にとって理想的な選択肢の一つと言えるでしょう。
私も大企業が運営する有料老人ホームに勤めた経験がありますが、特養よりも研修はしっかりしていて、 大企業ならではの マーケティング力に長けていました。
将来的に介護士を超えてエリアマネージャーを目指していきたい人には有料老人ホームが向いています。
有料老人ホームに興味がある人は、特設求人がある『かいご畑』に問い合わせてみてください。
しっかりとした技術を身につけやすいので、介護職未経験の人にもおすすめです。
病院
病院での介護士の役割は多くの人が思う以上に幅広いです。
病院勤務の介護士は患者さんの日常生活のサポートから、リハビリテーションの補助、さらには医療スタッフとの連携による患者ケアまで多岐にわたる業務を担います。
医療知識や技術の習得にも力を入れ、患者さんの健康状態や治療に関する理解を深めるのも大切です。
次のような病院で働いていた方の経験は、どこで働くか迷ったとき、仕事選びのヒントになります。
一番長く勤めたってのもあるけど、やっぱり施設より病院勤務が好きだったなぁ。
— 佐藤恵美@介護福祉系Webライター (@emi8_writer) January 22, 2024
この経験のおかげでライターのお仕事がもらえてると思ってる。
病院も施設も、人間関係で悩むことってほとんどなかった。
ゼロではないけど😌
一般企業の方がしんどかったかも。…
訪問介護
訪問介護は、高齢者や障害を持つ人が自宅で安心して生活できるよう支援するサービスです。
日常生活の基本的なサポートから、身体介護や家事の手伝いまで幅広いニーズに応えます。
また、利用者との一対一の関係を築いて、より深い信頼関係の構築が大切です。
自宅という安心できる環境でのケアは、大きな安心感をもたらし、生活の質を向上させる重要な役割を果たしています。
訪問介護は、利用者が自分らしい生活を続けられるよう手助けするやりがいのある仕事です。
先日、話をした知人も施設勤務から訪問介護に転職し、とても楽しいと言っていました。
ただ、夏は暑すぎて大変だとも・・・
グループホーム
グループホームは、身体状態が比較的良好な認知症の方が5〜9名で共同生活を送る住居です。
仕事の特徴は特養や老健よりもさらに踏み込んだ個々の自立や日常生活のサポートをすること。
認知症ケアの一環として配膳や後片付け、おやつの準備などはできるだけ入居者が行い、自立した生活を支援します。
家族のような温かい雰囲気の中で、利用者が安心して過ごせるようなサービスを提供する仕事です。
散歩やイベントも多く、より親密な関係性を大事にしたい人はグループホームでの勤務が向いています
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
サービス付き高齢者向け住宅「サ高住」は、自立した日常生活を送りたい高齢者に最適な住まいです。
サ高住の魅力はプライバシーが守られた個別の住空間と、必要に応じて利用できる様々なサポートサービスの組み合わせを提供すること。
24時間体制の安全管理や緊急時の対応、住み慣れた地域で安心して暮らす生活をお手伝いします。
健康管理やレクリエーション活動など、充実したサービスが利用者の豊かな生活をサポートします。
サ高住は買い物代行や緊急時の対応を職員が行います。人によってはめっちゃ楽という介護士もいます。
デイサービス
デイサービスは、日中だけ高齢者が集まり様々なサービスを受けられる施設です。
日々の生活に彩りと活力をもたらすサポートを提供します。
デイサービスの魅力はリハビリテーションや趣味活動、交流会など、多彩なプログラムが用意されている点です。
さまざまな介護サービスの中でも明るい職員が多く、趣味活動を重視した施設なので、イベント好きな人に向いている職場です。
介護士の給料
令和4年度介護労働実態調査では、介護士の平均年収(勤続2年以上)は357万2千439円です。
職種 | 平均年収(円) |
全体 (32,169件) | 3,761,881 |
訪問介護員 (3,995件) | 3,398,011 |
介護職員 (14,462件) | 3,572,439 |
サービス提供責任者 (1,279件) | 3,995,304 |
生活相談員 (1,906件) | 3,896,774 |
看護職員 (4,379件) | 4,309,855 |
介護支援専門員 (4,403件) | 3,937,569 |
PT・OT・ST等 (976件) | 4,157,222 |
管理栄養士・栄養士 (739件) | 3,768,168 |
令和4年度介護労働実態調査 ※()内は調査をした件数
介護士の年収は全産業の平均年443万円と比べても低めですが、働く事業所によって大きく変わるのが現実。
処遇改善金が増えている今こそ、自分だけのやり方で転職活動をするのは失敗のもとです。
私も介護専門の転職エージェントを利用して89万円、年収をあげた経験があるので一度は相談してみてくださいね。
数ある求人からあなたの正解をみつけるなら利用必須で、内定までの道のりもスムーズに手助けしてくれます。
まとめ
多くの介護士は利用者さんの生活の質を高めるため、日々献身的に働いています。
介護の仕事は大変なことも多いですが、人生の最後に寄り添えるやりがいのある仕事です。
- お年寄りが好き
- 祖父祖母との良い思い出がある
- 感謝される仕事がしたい
と思う人はぜひチャレンジしてみてください。
給料や手当等の待遇面、履歴書の添削や面接対策のすべてを一人で行うのは大変です。
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