【幸運】介護施設で楽なのは?未経験の介護職でも働きやすい事業所を紹介
「働きやすい介護施設はどんな施設?」
「楽な施設で働きたい!」
「理想の施設はどうやって探せばいいの?」
こんな悩みを解決する記事です。
介護職は大変と言われる仕事ですが、働きやすい施設で仕事ができるかはあなたの選び方次第です。
そのため、働きやすい施設の特徴をおさえて探すことが大事。
この記事では、経験14年目のホワイト施設に勤める私が、楽で働きやすい施設を選ぶためにできるすべてを解説します。
この記事の通りに実践すれば、あなたが理想とする職場で働く確率が上がるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
働きやすい介護施設を探す方法
働きやすい介護施設を見つける方法は、3つあります。
- 施設を比較検討する
- 施設見学に行く
- 実際に働いて決める
それぞれ確認していきましょう。
施設を比較検討する
あなたにあう施設で働くためには、比較検討が重要。転職は直感だけをたよりに決めてはいけません。
より多くの情報を得て、あなたにとっての最適な選択をしてください。
ネットや求人誌、ハローワークだけで済ませるのも間違いです。
ハローワークは事業所が無料で掲載できる分、赤字の施設も求人にたくさん出ているからです。
絶対に介護専門の転職エージェントを利用して、非公開求人も豊富な多くの情報から比較検討してくださいね。
施設見学に行く
施設見学に行くメリットは職場の雰囲気が生で感じられること。
とくに次のような点に気をつけて見学してみてください。
- 職員の言葉遣いは丁寧か
- 大声を出している職員はいないか
- 利用者さんの車椅子や施設の清掃状態はどうか
施設見学は失敗しない職場を選ぶうえで、ひとつの判断材料となります。
- 施設見学に行く方法をみる
-
施設見学に行く方法は2つあります。
- 施設に問い合わせて見学させてもらう
- 転職エージェントを通して見学する
①の方法は連絡をするのが面倒で、面接まで発展したとき断り辛くなるデメリットがあります。
②の転職エージェントは、他に3つのメリットがあります。
- 求人数が多い
- 施設の内部情報に詳しい
- 内定までのサポートがある
施設見学をしてみたい人は、転職エージェントの利用を検討してみてください。
実際に働いて決める
施設選びで最も失敗しない方法は、実際に働いて転職すること。
働いたあとに決められることほど、失敗が少ない転職方法はありません。
私の同僚は「かいご畑」の紹介予定派遣制度を利用して、正職員として転職しました。彼女は3年経った今も職場に不満はなく、ずっと続けるつもりだと話しています。
紹介予定派遣制度は100%自分で納得したうえで転職できる唯一の方法です。
他にも単発バイトアプリの「カイテク」と「ユーケア」が似たような形で転職できますよ。
紹介予定派遣制度の詳細は以下の記事をタップしてみてください。
単発バイトアプリについては以下の記事を参考にしてください。
楽な介護施設の特徴7選
楽に働ける介護施設の特徴を7つまとめました。
- 夜勤が短い介護施設
- 利用者さんの自立度が高い介護施設
- シフトがきつくない介護施設
- 休みが取りやすい介護施設
- 職場の雰囲気が明るい介護施設
- 施設長の言葉・理念に共感できる介護施設
- 新人に優しい介護施設
特徴に当てはまる施設も紹介したから参考にしてね!
夜勤が短い介護施設
16時間など長い夜勤に比べると、8時間ほどの短い夜勤は体力的にも楽に仕事ができます。
しかし、8時間夜勤は2連続など続きがちなのがデメリットです。
体力に自信がない人は、夜勤がない施設を選ぶのも一つの選択肢です。
体力より精神的に疲れるといった声も多いよね!
私も40代になり、16時間夜勤で集中力を保つのが難しくなりました。
一部の特養では8時間夜勤が採用されているので、気になる人は転職サービスに相談してみてくださいね。
利用者さんの自立度が高い介護施設
「都市型軽費老人ホーム」「サービス付き高齢者住宅」「デイサービス」など、利用者さんの自立度が高い施設は他と比べて楽だと言われています。
自立している利用者さんが多い施設は、一人ひとりのケアにかかる時間が短縮され、気持ちに余裕をもって仕事ができるからです。
同僚のおばさま介護士の話です。
忙しいユニットフロアで仕事をしていた時はいつも不機嫌だったのに、都市型経費老人ホームに移動してからというもの人が変わったように笑顔が増えていました・・・
利用者さんの自立度が高い施設で心が楽になり、余裕ができたのだと思います。
認知症がある利用者さんの対応は、どうしても向き不向きがあると思うのよね。
シフトがキツくない介護施設
シフトに安定感があるのは訪問介護です。
知り合いの介護福祉士の女性は夜勤が辛くなって、訪問介護に転職。「固定休みで勤務時間も安定した」と話していました。
いまは施設のときより余裕ができた時間で、デザインと物販の副業をしていますよ!
休みが取りやすい施設
休みが取りやすい施設は有休消化率が高い施設です。
年間休日数も大切ですが、労働基準法では最低年間105日と決められています。
絶対に避けるべきなのは人手不足の施設です。私も離職率50%超えのブラック施設で辛い思いをしました。
転職のプロに相談すれば有給取得率100%の施設も教えてもらえるので、下記の記事を読んでみてくださいね。
完全介護士目線のおすすめ転職サイトを比較!失敗しないエージェント3社
職場の雰囲気が明るい施設
人間関係で揉めたくない人は職場の雰囲気が明るい施設を選びましょう。
落ち着いた雰囲気の施設もいいですよ。でも職員や利用者さんの表情が暗い施設は避けたいわね。
明るい雰囲気の職場は良いリーダーがいる可能性が高く、風通しの良い施設の特徴です。
実際に心理的安全性といって『チーム全員が意見を言い合える環境を作る研修』をしている施設もありますよ。
職場選びは雰囲気の明るい施設を探してみてくださいね。
施設長の言葉・理念に共感できる施設
楽に仕事をするためには、施設の理念が大切です。
働きたみたい施設を見つけたら、ホームページを確認してみましょう。
とくに読んでほしいのが施設長の挨拶で、文章には人の内面が節々にあらわれるからです。
文章を読んで嫌なイメージをもったら避けたほうが良いかもしれません。
新人に優しい介護施設
楽な気持ちで働くためには、教育制度が整っていることも大切です。
サポート体制が整っている施設は、新人に優しく離職対策と真摯に向き合っている施設といえるでしょう。
丁寧な説明もなく、すぐにメンバーの一人として任せきりにする職場はよくありません。
施設選びは、教育に関するどんな研修があるかも聞いてみてくださいね。
働きやすい介護施設の口コミ
働きやすい介護施設の特徴をX(旧Twitter)からピックアップしました。
県知事から働きやすい職場として表彰された施設
20年前。老人ホームで介護の仕事をしていた時、ベテラン(経験30年)のセンパイから言われた「君の目の前のヒトが笑っていれば、それでいいんだよ」その言葉を意識して生きてきました。10年後。施設長を任された。働きやすい職場として、県知事から表彰された。先輩の言葉を忘れないで良かった
— てれたす®︎ (@teretasu) January 11, 2023
働きやすい職場を見つけるためには、施設長の人格が重要だといえますね。
「お母さんが明るい家は家庭円満」という表現に近いかもしれません。
誰かのデメリットは私にはメリット
介護施設の一人夜勤のデメリットで休憩がないという話があるけど
— 晩御飯はありませんよ (@Lost_dinner) January 3, 2024
私は一人夜勤の方が働きやすいので
休憩がないとわかってるけど
一人夜勤の施設を選んだ
夜勤を二人や三人で仕事するほうが
めちゃくちゃ疲れるんだよね
「夜勤は1人だから好き」「日勤の方がきつい」という意見はたしかによく耳にします。
私の施設は1人夜勤でも休憩は2時間ありますよ!
結局は人が大事
2日目勤務終了😊10年以上勤務してるベテラン介護士さんから「大丈夫。私も最初は戸惑ってました。」とお言葉を頂きました。施設長からも「焦らなくていいからね。」と応援してくださり働きやすい環境だと思いました☺️
— 介護職🔰 (@tokuyou26) December 12, 2023
やっぱり、どんな人と仕事をするかが大事ですね。介護職の退職理由はいつも人間関係が1位、2位を占めています。
楽な介護施設ランキング
身体的に楽といわれる介護施設をランキングしました。
あなたの転職の参考にしてみてくださいね。
1位 都市型経費老人ホーム
都市部等において所得が低い高齢者でも入居できるよう、家賃等の利用料を低額に抑えた経費老人ホーム。
原則65歳以上、要介護1以上(要介護がない方も)の方が入居可能で自立度の高い利用者さんが多いです。
2位 デイサービス
デイサービスは日帰りの介護施設で「健康管理・リハビリ・社交活動」を提供し、高齢者の在宅生活を支援します。
利用者を午前中に自宅までお迎えに伺い、夕方に帰宅します。
3位 サービス付き高齢者住宅(サ高住)
サービス付き高齢者住宅(サ高住)は、自立した高齢者のための住宅です。
必要なサポートサービスと緊急対応を提供し、プライベートな生活を維持しながら安全な環境を保証します。
4位 介護老人保健施設(老健)
介護老人保健施設(老健)は、回復期の高齢者にリハビリテーションを中心に提供し、自宅復帰を支援する施設です。
医療と介護の両方のサポートを組み合わせて、利用者の健康維持と機能回復を目指します。
5位 特別養護老人ホーム(特養)
特別養護老人ホーム(特養)は、要介護3以上の介護が必要な高齢者を対象に、24時間体制で包括的な介護サービスを提供する施設です。
これらの施設は長期的なケアを必要とする人々に対して、生活支援から医療的ケアまで幅広いサポートを行います。
まとめ:働きやすい介護施設で働こう
ここまで働きやすい介護施設の特徴と、失敗しない施設の選び方を解説しました。
最後にこの記事のまとめです。
- 働きやすい施設は7つの特徴がある
- 働きやすい施設は人間関係が楽
- 「比較検討・施設見学・実際に働いて決める」方法で転職を成功させる
働きやすい職場をみつけるポイントをすべて解説しました。
この記事を参考に、あなたにあった職場をみつけてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。