【現場から警告】介護職はブラックすぎ?やめとけと言われる実態を限界まで解説
ブラック企業の定義
- 長時間労働・ハラスメントが常態化している
- 残業代や手当の未払いなどの違法労働が行われている
- 離職率が高く社員が使い捨てになっている
まじで辛い、やめたい、しんどい。
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ここにいても、状況は悪くなるばっかり・・・
私はブラック介護施設で働いていたとき「正直、介護士なんて始めるんじゃなかった」と深く後悔しました。
我慢するだけのブラック施設なら、心が壊れるのは時間の問題ですが、働きやすいホワイト介護施設も存在します。
いまブラック施設で苦しい人も、これから介護職を始めるか悩んでいる人も、記事を読んで一刻も早く対策してみてください。
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この記事を書いた人
- 介護福祉士
(16年目) - 転職で年収89万円up
- ブラック施設と
ホワイト施設を経験
- 転職エージェントの利用実績をみる
-
【レバウェル介護】は、私のワガママな希望にも真摯に対応してくださりました。
【かいご畑】は、丁寧な対応で安心して利用でき、時給の高い派遣の仕事に目を奪われました。
【介護ワーカー】を利用したのは2019年頃ですが、私にはちょっと圧力が強かったです。
【カイゴジョブ】も求人数の多い大手ですが、私には合わなかったです。
エージェントを利用した友人の声
転職エージェントについて詳しく知りたい人は「仕組みから、メリット・デメリットまで解説した体験談」を参考にしてください。
あわせて読みたい介護転職サイト・エージェントの仕組みとは?評判からおすすめまで徹底解説
- 残念な経歴から資産8桁までしたこと
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飲食業界をメインに職を転々とする
飲み屋・レストラン・ホテル・演劇などやりたい放題
ニート同然の生活を2年以上送るパチンコとたまにするバイト、完全に人として腐った毎日を過ごす
某有料老人ホームにて手取り18万の介護職をはじめる一生懸命働いても給料明細を見るたびに泣く
介護福祉士を取得しても手取り20万以下に落ち込むだんだん介護職が嫌になる
適当に転職した先がブラック施設求人誌から適当にオープニング施設を選んだら、サービス残業だらけのブラック施設に転職。
3年以上働くも心の限界。
エージェントを利用して年収89万円アップの転職に成功リーダーになって、やる気も湧いてくる
リーダーを降りても転職から4年目で年収502万達成私が利用した転職エージェントの詳しい解説はコチラ!
ブラック介護施設の見極め方6選
離職率50%以上の介護施設を3年以上経験した私が、ブラック施設を見抜くための注意点を次の順で解説します。
6つの項目を一気に解説します。
求人を長い期間だしている
長く求人が出ている施設はずっと人手不足の職場です。
人が入ってもすぐに退職していく状況にあり、ブラック施設である可能性が高いと言えます。
しかし今はどの職場も人手不足であるため、ブラック施設であるとは一概に判断できないのも事実。
しっかり見極めたい人は、「ブラック施設を避ける方法①②」を参考にしてください。
有給取得率が低い
私は有給を計100日以上、捨てざるを得なかった職場を経験しました。
ブラック施設は有給を拒否するのが当たり前でしたが、有給拒否は労働基準法違反です。
詳しい内容は「人手不足のやばい介護施設を辞めたいあなたへ!」で解説しています。
転職エージェントを利用すれば、各事業所の有休消化率に加えて離職率も教えてくれます。
アドバイザーが教えてくれる
良い転職エージェントは、おすすめしない施設を誠実に教えてくれます。
とくに、レバウェル介護は4000件以上の直接取材と介護派遣遣事業で得た生の声で、ブラック施設を避けるための情報がそろっています。
今日転職サイトに登録した
— 『なんくるないさ!』介護士やまちん (@syachikucare) September 29, 2023
有料・サ高住・夜勤専任で考えてると伝えて、いくつか施設を紹介してもらったのですが、そのなかでエージェントさんが「オススメはしませんが給料はいい」と教えてもらったのが妻の元職場😅
どんだけ悪名が知れわたってんだろ
正直な感想を教えてくれたので好感度はアップ
レバウェル介護ですよ✋
— 『なんくるないさ!』介護士やまちん (@syachikucare) October 2, 2023
私も利用したレバウェル介護が他のエージェントより良かった点は以下。
- 話をしっかり聞いてくれた
- 無理に転職をすすめてこなかった
- 希望年収の求人が見つかるまで探してくれた
赤字施設の求人が多く、介護業界に詳しくないハローワークだけでは不十分です。
ブラック介護施設で働きなくない人は、レバウェル介護に今すぐ登録しておきましょう!
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口コミをもっと読みたい人は、以下の記事を参考にしてください。
職員の様子
職員の様子、雰囲気に注意。
ブラック施設の職員は疲れています。
- 言葉づかい
- 利用者に対しての態度
- 挨拶
特に声のトーンや明るさ、表情に注目してください。
疲れた職員が目につくほど、ブラック施設の可能性は高いです。
施設長や事務長が暗い雰囲気の介護施設は、私の知るかぎり最悪です。
利用者の様子
利用者の様子は次の点に注意してみてください。
- 車いすや椅子に座った姿勢
- 衣類や顔に汚れはないか
- 寝癖がひどくないか
介護士の気配りや心の余裕の表れです。
忙しすぎや、スタッフのモチベーションが下がっている施設はおろそかになっています。
清掃状態
ブラック介護施設は清掃が行き届いてません。
- 床の汚れ
- 車いす
- テーブル
などは施設見学でも確認しやすいです。
とくに、ブラック施設は利用者の車いす汚れが目立ちます。
食べ物が付着していたり、洗った形跡がない不潔な車いすは注意してみてくださいね。
カイテクでブラック施設を見極める
ブラック施設かどうかを確実に見極めるには、自分で働いてみて実際に確かめるのが一番です。
介護職専門のバイトアプリ『カイテク』は、働きながらお試し転職が可能な介護士を助けるお得なサービス!
以下の記事タイトルをタップすれば「評判・口コミ・体験談!」も読めるので、ぜひ登録してみてくださいね。
ブラックすぎる介護施設と死亡事故の関連性
介護士として働くうえで最も怖いのが死亡事故。
『ブラックな職場環境と死亡事故に関連性はあるか』
利用者を守り、自分自身を守るためにも考える必要があります。
取り返しのつかない事故が起きてからでは、どんなに後悔しても遅すぎます。
死亡事故事例
読売新聞オンラインによれば、2021年度に介護施設や事業所から報告された死亡事故は、106自治体だけで1159人。
6割の自治体は非公表です。
原因は、食事中の誤嚥が679人(59%)、転倒・転落が159人(14%)でした。
事故が起きた背景は、79市区(75%)が介護現場の人手不足を理由に挙げています。
パーキンソン病の高齢者を入浴中に85分放置して溺死
→行政機関の調査で労働環境との関連性が指摘された。
褥瘡を悪化させ敗血症で死亡
→遺族が損害賠償を請求。施設側に債務不履行と注意義務違反があったとして約2,160万円の賠償を命じた。
命を奪う介護労働の実態
「命を奪う介護労働の実態」という記事では、次のように解説されています。
実は、介護現場の過酷な労働が、「介護事故」で命を奪ってしまうことは、それほど珍しくはない。過密労働がある現場では、ケアが行き届かず、利用者が死んでしまうこともあるのだ。
命を奪う介護労働の実態(NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者)
記事では「パーキンソン病の入居者を85分放置した溺死事故」を例に、施設の過酷な労働環境を取り上げています。
溺死事故を起こした施設の労働環境
- 時間外労働が月に60〜80時間
- 契約時は月の休みが9日だったが、実際には6日程度だった
- 夜勤明けで翌日の夕方まで、約20時間連続勤務している人もいた
- 40名の入居者を、夜勤者一人で見ることがあった
- いつも人員不足で、体調不良でも欠勤するのが難しい
- 欠勤する場合は自分で代わりの人を探さないと休むことができない
- 社員は、なかなか残業届を出せず、長時間労働の対価も十分ではなかった
- 1年で20人が退職した
上記、法人はすでに介護業界から撤退していますが、ブラックと呼ばれる介護施設がいまだに存在するのは事実です。
※ブラック施設で働きたくない方へ
転職のプロへの相談(全サービス無料)をおすすめします。
必ず転職しないといけないわけじゃないから、リスクはありません。
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ブラック介護施設の実体験と特徴
厚生労働省では、ブラック企業に対する一般的な特徴を下記のように挙げています。
①労働者に対して極端な長時間労働やノルマを課す
②賃金不払い残業やパワーハラスメントの横行。職場全体が法令や規則を守る意識が低い
③このような状況下で労働者に対して過度の選別を行う
ブラック介護施設の実体験と特徴を次の順で解説します。
私が経験したブラック介護施設エピソード
私が経験したブラック施設の特徴を少なめにまとめました。
- 仕事中に熱発して、39度台まで熱が上がっても早退させてもらえなかった
- コロナでクラスターが起きたとき「陽性の疑いがある」と報告したが、課長の判断で休日出勤を求められた。結果、コロナ陽性で夜勤をした。
- 人手不足で夜間休憩が取れない日に残業申請をしたら「夜勤手当に含まれている」と言われた
- 17時間夜勤で休憩がない
- 時間外研修の際に「残業申請はしないで自己研鑽と書いて」と全員に指示があった
- 全ての出勤日に事前残業あり
- パワハラが常態化。何人も退職させる原因を作った職員が放置されている
言い出せばキリがないので、もっと詳しく知りたい人は以下の記事を読んでみてください。
介護業界に衝撃!離職率57.3%施設のブラックな特徴ランキング!
ブラックな職場の体験談
X(旧Twitter)で見つけた体験談。
介護士やってた時
— 半屍人@異界に永住したい (@hansibito) July 15, 2021
勉強会、委員会、カンファ
その他会議なんて無駄で仕方なかった
ブラック施設のワンマン上司の元で働いてると自分の意見なんて絶対通らないし言うだけ無駄w
常にイエスマンでいなきゃイジメられるから奴隷のように言う事聞いて
言われた事だけやってたw
私も「イエスマン」でいなきゃ、肩身が狭いというのは確かに感じていました。
介護現場は致命的な人手不足でも、現場職員が奮闘して、時には無理をして回してしまう。そうなると「あ、大丈夫なんだ」と思われ、問題が起きた時「なんで出来ないの?」とか、体調崩した時「自己管理がなってない」とか言われてしまう。これを繰り返していくと、ブラック介護施設が完成する。
— 介護士K (@kaigo_kk) June 4, 2023
最悪のブラック施設は運営者が中心となって、この状況を作り出します。
ブラック介護施設の特徴7選
私が経験したブラック介護施設の特徴をザックリまとめると、以下のとおりです。
- 休憩がとれない
- 有給を取得させない
- 強制を含むサービス残業がある
- 体調を崩すくらいシフトがキツい
- 相場と比べて給料が安い
- パワハラを問題化しない
- 人手不足で熱発しても感染疑いがあっても帰れない
介護職以上に長時間労働が当たりまえな飲食業界にいた私も、ブラック介護施設では心身ともに限界を感じました。
これから介護の仕事を探す人はブラック施設を絶対に避けてください。
避ける方法は『介護業界のホワイト企業を信頼性高く見つける方法』という記事で解説しています。
労働環境が悪い介護施設の弊害
私の経験では、労働環境が悪いブラック介護施設は以下のような悪影響がありました。
離職率アップ
ブラックすぎる介護施設は短期間で退職者が増加します。
退職者が多いのは辞めていくだけの理由があるからです。
例えば、夜勤明けで入浴介助をするのも珍しくありませんし、昼すぎまで働く日もあります。
私も退職者が増えるに従って職場環境が悪くなり、さらに人が辞めていく介護施設を経験しました。
退職者が多いときほど「辞めにくい」と感じる人は優しい人です。
そして、優しい人を使いたいだけ使い倒すのがブラック施設。
辛い職場で周りにあわせて働きつづけるなら、あなたの心と体のどちらか、または両方が壊れていしまいます。
有給が取れない
ブラック介護施設は人手不足なので有給は取れません。
改善する雰囲気がなく、精神論ばかりでなんとかしようとする職場は要注意です。
令和3年、厚労省の資料では「介護士の有給取得率は58.0%」でした。
2019年に年5日の確実な有給取得が義務付けられましたが、私は使えなかった有給が毎年20日分消えていました。
有給は労働者に与えられた権利で、実際には取得率100%の施設も存在します。
パワハラ
ブラック介護施設はパワハラ行為が増えます。
ストレスの多い職場では他人に対して寛容さを欠いてしまうため、多くの人が自己中心的になりがちです。
厚労省では、パワーハラスメントの概念を次のように整理しています。
- 優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われること
- 業務の適正な範囲を超えて行われること
- 身体的もしくは精神的な苦痛を与えること、また就業環境を害すること
介護施設では、人格を否定するような発言をする人もいます。
「使えない」「終わってる」「コミュ障」「頭おかしい」など。
一人の職員に毎回入浴介助をさせたり、夜勤を入れ続けたりするのも疑わしい行為です。
利用者対応の質が落ちる
人手不足が利用者に与える悪影響は以下です。
- 急いで食事介助する
- 職員の愚痴が増えて雰囲気が悪くなる
- 職員の疲労が溜まりミスが増える
- 見守りが困難になる
ブラック介護施設は、上記のような対応になりやすいのが現実。
排泄介助の回数が減ったり、パジャマに着替えなかったり、汚れた衣類を着せられたままのことも。
介護士のモチベーションの低下と不満が影響してサービスの質が落ちます。
利用者にもキレそうになる人は、以下の記事を絶対に読んでください。
【怒りの限界】介護職が利用者や同僚にイライラするときのキレない技術!
介護事故が増える(筆者の体験談)
私の経験では、ブラックな環境になればなるほど事故件数が増えました。
- 転倒
- 誤嚥・窒息
- 誤薬
介護職であれば、耳を塞ぎたくなるような事故ばかりです。
人手不足で仕事が終わらないうえに、事故対応が重なると負のスパイラルから抜け出すのが困難。
一生懸命に厳しい環境で頑張っても、インシデントや事故をすべて職員のせいにしてくる施設もあります。
起きてほしくない事故が次々と続けば、心が折れるのはふつうです。
ブラック介護施設を辞めたい人へ
給料も良く、楽しく仕事ができる介護施設で私は働いています。
しかし、職場によっては「金のためにやっている」「利用者なんてどうでもいい」と発言してしまうくらい病んでいる人もいます。
労働基準法を守ってない施設がたくさんあるのは知っていますが、どうしてこんなにも差が生まれるのでしょう。
利用者さんを想って耐える職員や、自分をかえりみず頑張りすぎた結果、心も身体も限界を超えて病気になる人もいます。
そもそも働く場所を間違えると、このようなエラーが普通に起きてしまうのです。
結果、ブラック企業にこき使われ、搾取され、虚しさと怒りに苦しむことに……。
そうなる前に、求人だけは絶対に見てほしい。客観的な情報を集めて将来を冷静に考えてみてほしい。
私は環境を変えて、苦しいだけだった仕事を楽しめるようになり、人生そのものを好転させました。
あなたも小さな一歩を踏み出してみませんか。
「求人を見比べる」たったそれだけで立派な行動だし「転職しない」という判断をしても、今より晴々とした気持ちになるはずです。
あなたらしく働ける職場。私らしく働ける職場。
みんなが自分に合う職場で働いたほうが、介護業界は良くなっていきます。
下記の記事に、私が利用したおすすめ転職エージェントの詳細をまとめたので、試してみようと思ったら読んでみてください。
【2024】介護士おすすめの転職サイト(エージェント)BEST5!
転職エージェントは相談だけでも利用できますし、必ず転職しないといけないわけじゃありません!
まとめ:ブラック施設からは逃げるのが正解
「迷惑をかけてはいけない」と無理をしていませんか?
私もブラックな介護施設で限界まで頑張った過去があります。
他の職員に陰口を言われるのが嫌で、体調不良でも無理をして出勤してきました。精神科に通うようになった人や腰を痛めて長期離脱をした人もいます。
利用者に対して、大きな事故を起こしてからでは手遅れで、ブラック施設はあなたを守ってくれません。
ブラック施設で働きたくない人は、施設の人間関係や悪い評判も教えてくれる転職エージェントも利用してください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
転職で後悔したくない人は以下の記事も参考にしてくださいね。