【削除予定】30代から40代まで介護福祉士の給料明細と手取り額を公開!
「私の給料って低いの?」
「他の人はどのくらいもらってる?」
「もっと収入を上げたい!」
このような悩みを解決する記事です。
低年収と言われる介護職に、将来の不安を持つ人も少なくないのではないでしょうか。
介護職の給料が問題視されるなか、日本円は年始から12%の大暴落で、月給20万円も17.6万円の価値しかありません。
せっかく日本に来てくれた外国人労働者の介護士さんも「日本では働けない」と話しています。
この記事は、一般介護職で年収500万の給料明細を参考に解説。
給料に不満を抱えている人が、希望を持てる内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
介護職の平均給料
はじめに全国と東京都の「平均月収」「平均年収」をみていきましょう。
2019年厚生労働省 のデータを整理してみたよ!
※(厚生労働省 | 賃金構造基本統計調査 都道府県×職種DB) は、2024年現時点では最新の情報です。
介護職の平均月収と年収:全国
全国の平均 | 福祉施設介護員(男性) | 福祉施設介護員(女性) |
---|---|---|
年齢 | 39.5歳 | 44.4歳 |
勤続年数 | 6.8年 | 7.3年 |
所定内実労働時間数 | 163時間 | 162時間 |
超過実労働時間数 | 6時間 | 5時間 |
現金給与額(総支給) | 260,600円 | 235,100円 |
年間賞与 | 588,300円 | 498,800円 |
全国の平均月収は、男性介護士が260,600円。女性介護士が235,100円です。
月収×12+年間賞与で計算すると平均年収は次のとおり。
- 男性:260,600×12+588,300=3,715,500円
- 女性:235,100×12+498,800=3,320,000円
2019年以降の処遇改善加算を考慮してとらえてくださいね。
介護職の平均月収と年収:東京
東京都の平均 | 福祉施設介護員(男性) | 福祉施設介護員(女性) |
---|---|---|
年齢 | 39.8歳 | 42.8歳 |
勤続年数 | 6.7年 | 6.4年 |
所定内実労働時間数 | 161時間 | 159時間 |
超過実労働時間数 | 9時間 | 8時間 |
現金給与額(総支給) | 302,000円 | 278,700円 |
年間賞与 | 593,900円 | 520,500円 |
東京都の平均月収は、男性介護士が302,000円。女性介護士が278,700円でした。
平均年収は次のとおりです。
- 男性:302,000×12+593,900=4,217,900円
- 女性:278,700×12+520,500=3,864,900円
男性と女性の給料の差は産休や育児、夜勤の有無が関係してくるよね!
30代から40代|介護福祉士の給料明細を比較
私は介護福祉士の資格を取得後、有料老人ホームから特養へ年収420万円の提示額に同意して転職しました。
転職して4年後には一般介護職で年収500万円を超えています。
35歳から40歳までの給料明細をご覧ください。
35歳|介護福祉士の給料明細
令和1年の月収は以下で1月分です。
差引支給額=268,580円
令和1年7月の賞与は以下です。
差引支給額=264,765円
36歳|介護福祉士の給料明細
令和2年の月収は以下で1月分です。
差引支給額=295,049円
令和2年7月の賞与は以下です。
差引支給額=264,178円
37歳|介護福祉士の給料明細
令和3年の月収は以下で1月分です。
差引支給額=273,266円
令和3年7月の賞与は以下です。
差引支給額=266,338円
38歳|介護福祉士の給料明細
令和4年の月収は以下で1月分です。
差引支給額=280,803円
令和4年7月の賞与は以下です。
差引支給額=274,743円
39歳|介護福祉士の給料明細
令和5年1月の月収は以下です。
差引支給額=278,879円
令和5年7月の賞与は以下です。
差引支給額=269,487円
令和5年の源泉徴収票は以下です。※令和4年の年収
40歳|介護福祉士の給料明細
令和6年1月の月収は以下です。
差引支給額=271,346円
令和6年の源泉徴収票は以下です。 ※令和5年の年収
令和4年より令和5年の年収が下がっているのは、私が副業に集中するために有給を消化し、残業時間を大幅に削減したからです。
私の給料明細を比較したまとめ
結果的に年収500万円を達成しても、給料は思ったほど積み上がっていないことがわかりました。
月収・賞与額・年収を比べてみると、前年より手取り額が減っている年もあります。
しかし、それでも私が年収420万提示の転職から年収500万円を達成できたのは、次のような理由があるからです。
- 転職後1.2年は基本給が5千円アップした
- 処遇改善加算手当の金額がアップした
(3万から6万円程度)
給料をあげられない人の間違った考え
一見、当たり前にみえることに盲点があり、給料を上げられない人は間違った考え方をしています。
- 勤続年数を重ねる
- 環境よりも出世にこだわる
- 退職金を頼りにする
一つずつ解説します。
勤続年数を重ねる
勤続年数を重ねれば給料が上がると考える人がいます。
しかしそれは終身雇用が当たり前だった昭和の考え方であり、そもそも介護業界では通用しない考えです。
私の給料明細を見直してみてください。年数を重ねても、ひと月の給料や賞与額にほとんど変わり映えがありません。
介護業界において、勤続年数を重ねれば給料が上がると考えるのは、宝も埋まってない土の中を永遠に掘り続けているようなものです。
環境よりも出世にこだわる
給料アップは必ずしも出世で達成できるとは限りません。
もともとの給料が少なかったり、赤字だったりする職場は、出世しても数万円の手当が付くだけです。
以下、SNSに参考になる投稿がありました。
日本から海外へ行くスポーツ選手は稼げるから行くのであって、日本に稼げる市場があるなら海外から日本に集まります。
私自身、出世するより給料が上がる他の職場をみつけたうえで転職しました。
環境を変えて年収600万になった、元同僚へのインタビューや経緯は以下の2記事で解説しています。
退職金を頼りにする
退職金を頼りにすると損をします。なぜなら転職して給料を上げる方が、トータルで得られる金額が大きいからです。
退職金はないです。退職金共済とかにかけているところもあるようですが、その前は会社の互助会に入会させられ勤続5年以上からの支給、1000円×勤続年数でした。
— まろん (@Happy0v) April 17, 2024
出るだけよいな、うちは小規模常勤で時給、退職金なし、賞与なし、夏季冬季休みなしではやってられず、先日管理者に来月いっぱいで退職意思伝えました。月末退職届だします。施設は拒否はできません😊退職の自由、転職の自由、民法で認められます。スタッフ見つかるまで保留は違法😮💨
— のぶ(小規模常勤介護福祉士) (@kobakoba0921) April 18, 2024
2024年でも上記のように退職金がない施設もあります。退職金が出るところでも、10年で手取り100万円いかないくらいではないでしょうか。
100万円程度なら年収33万アップの転職で、3年すればモトが取れて4年目で33万円プラスですよ。
介護職が収入を上げるのに必要なサービス
介護職が収入を上げるためのサービスは2つ。
- 単発バイト
- 転職エージェント
それぞれ、他にはない特徴があるので解説します。
単発バイト
単発バイトアプリといえば、好きな日に短時間から働ける「カイテク」が有名です。
『カイテク』なら実際に働いてみて採用面接が受けられるから、100%自分が働きたい事業所に転職が可能。
- 最短即日入金
- 面接・履歴書が不要
- 希望の日だけの勤務が短時間から可能
もちろんバイトだけでもOKで私も利用しています。
今なら私かくとの招待コード(Ans50N4D)をコピペで、5,000pt(アマギフ1,000円分)ゲット!
ぜひカイテクアプリをインストールしてみてくださいね!
「カイテク」をもっと知りたい人は以下の記事をタップしてください。
おすすめ副業と介護士の副業がバレない方法は以下の記事で解説しています。そもそも会社に副業を禁止する権利はありませんが。
副業介護士が解説!誰にもバレない安全安心な3つの対策とおすすめ副業
転職エージェント
転職エージェントは、介護事業所から紹介料をもらって成り立つ転職サービスです。
- 給料交渉をしてもらえる
- 非公開を含めた求人数
- おすすめしない求人も教えてくれる
- 希望条件に沿った求人を紹介してもらえる
- 履歴書添削・面接のサポートが受けられる
- 内定までのサポートがある
しかし中には、適当な求人を無理やり押し付ける悪いエージェントもいるので注意が必要。
私も利用したおすすめを以下の記事にまとめたので、給料を上げられる転職先がないか相談してみてください。
完全介護士目線のおすすめ転職サイトを比較!失敗しないエージェント3社
ハローワークだけでは求人数も情報量も少なすぎます。
転職エージェントを利用して、手当など今の職場と比較すべきですよ!
転職で給料を上げるポイント
私の給料がアップしたポイントとして、絶対に調べて欲しいことが3つあります。
- 年収
- 基本給
- 各種手当
上記3つは、自分で聞くよりも転職エージェントに調べてもらったほうが早いですよ!
年収(昇給率)
当然ですが月収よりも、年収を聞くのが大切です。
給料は1年間の収入で考えるべきで、月収が多いと感じてもボーナスが少ないならトータルで損をします。
私は年収420万円を提示されて、4年で年収500万を超えたのは前述したとおりです。
リーダーを目指したい人は、役職者の年収や施設の昇給率も忘れずに聞いてみてくださいね!
基本給
基本給はボーナスに影響するので忘れずに確認すべきです。
よほどのブラック施設でなければ、面接時やそのまえに教えてもらえるでしょう。
内定後はよく雇用契約書をみて基本給を確認してください。転職エージェントが給料交渉をしてくれるのは大体このタイミングです。
よほどの理由がない限り、給料が下がる転職はおすすめしません!
雇用契約書に関しては以下の記事で解説しています。
介護職の給料が安すぎる理由!高年収介護士の収入アップ体験談も解説
各種手当
私自身が89万円アップの転職に成功できたポイントは各種手当額のおかげです。
以下の表をご覧ください。
働く場所 | 夜勤手当 | 正月手当 | 住宅手当 | 主任手当 | 介護福祉士の資格手当 | 出世スピード |
---|---|---|---|---|---|---|
①有料老人ホーム | 17時間勤務で5,000円 | 3,000円 | 5,000 | 25,000円 | 3,000円 | 比較的早い |
②大きな組織の特養(病院系列) | 16時間勤務で8,000円 | 1日3,000円程度(4日間) | 15,000円 | 25,000円 | 12,000円 | 比較的遅い |
③運営母体が一般企業の特養(黒字運営) | 8時間勤務で10,000円 | 1日10,000円(5日間) | 40,000円 (賃貸の人) | 80,000円 | 3,000円 | 能力によって早い |
私が今いる職場は②で③は元同僚が働く施設です。
処遇改善加算手当については以下の記事で解説しています。
【6000円?】介護職の給料を上げろ!もう稼ぐにはカイテクしかない
まとめ
ここまで私の給料明細とが給料アップできた理由を解説してきました。
最後にこの記事のまとめです。
- 転職のプロに相談して給料を比較する
- 職場次第で待遇は大きく変わる
- 施設の中では特養の給料が高い
- 退職金を理由に転職しないのはナンセンス
- 給料を上げたい人は「年収」「基本給」「各種手当」にこだわる
私が利用した転職エージェントレバウェル介護なら、あなたの話をちゃんと聞いてくれるアドバイザーがそろっています。
ぜひ「転職エージェントの比較記事」を読んで求人をご覧になってみてくださいね。
1度記事をよんでみて!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。