【実体験】介護業界ブラックランキング!離職率57.3%施設を完全暴露
この記事は「ブラック介護施設で働きたくない人」「今の職場が辛い人」に向けて書いています。
誰もがブラック企業を避けたいと思っていますが、
「介護のブラック企業を実名で検索できるサイトはありません」
あったとしても、隠れブラック企業が多いので知ること自体に意味がないです。
しかしこの記事では、離職率50%超え、労基の監査も入ったブラック施設の経験談がベースなので絶対にブラック施設で働きたくない人の参考になります。
「人生は近くで見たら悲劇。遠くから見たら喜劇」という言葉のとおり、いま辛い人は視野を広げるのが大事だよ!
派遣で良い転職先を見つけた人もいるので、しばらく派遣で働いてみるのもおすすめです。
この記事を書いた人
- 介護福祉士
(16年目) - 転職で年収89万円up
- ブラック施設と
ホワイト施設を経験
- 転職エージェントの利用実績をみる
-
【レバウェル介護】は、私のワガママな希望にも真摯に対応してくださりました。
【かいご畑】は、丁寧な対応で安心して利用でき、時給の高い派遣の仕事に目を奪われました。
【介護ワーカー】を利用したのは2019年頃ですが、私にはちょっと圧力が強かったです。
【カイゴジョブ】も求人数の多い大手ですが、私には合わなかったです。
エージェントを利用した友人の声
転職エージェントについて詳しく知りたい人は「仕組みから、メリット・デメリットまで解説した体験談」を参考にしてください。
あわせて読みたい介護転職サイト・エージェントの仕組みとは?評判からおすすめまで徹底解説
- 残念な経歴から資産8桁までしたこと
-
飲食業界をメインに職を転々とする
飲み屋・レストラン・ホテル・演劇などやりたい放題
ニート同然の生活を2年以上送るパチンコとたまにするバイト、完全に人として腐った毎日を過ごす
某有料老人ホームにて手取り18万の介護職をはじめる一生懸命働いても給料明細を見るたびに泣く
介護福祉士を取得しても手取り20万以下に落ち込むだんだん介護職が嫌になる
適当に転職した先がブラック施設求人誌から適当にオープニング施設を選んだら、サービス残業だらけのブラック施設に転職。
3年以上働くも心の限界。
エージェントを利用して年収89万円アップの転職に成功リーダーになって、やる気も湧いてくる
リーダーを降りても転職から4年目で年収502万達成私が利用した転職エージェントの詳しい解説はコチラ!
介護業界ブラックランキング!離職率57.3%施設の特徴
ブラック介護施設で最も怖いのは、辞めるタイミングを見失うこと。
「いつかよくなるだろう」と口にする人もいるけど、それはDV男に期待してるのと同じ!
運営方針が変わらないなら、真面目すぎるあなたの脳にエラーが起きてるだけだよ!
下記の項目は、離職率57.3%施設で経験した真実をランキングで掲載しています。
いま、施設で働いてる人はご自身の施設と比較して。これから転職する人は、ブラック施設を避けるための判断材料として活用してください。
ブラック介護施設を避けて求人を探せるサービスはこちら。
1位 事故が増える
事故やインシデントが増えるのは、職場環境の問題が多い。
管理者が「どうやったら事故を減らせると思う?」と投げかけて、職員が「人が増えれば・・・」と答える永遠に噛み合わないシリーズの特徴です。
実際にあった最悪な事例は以下。
- 見守り不十分で転倒
頭を強くぶつけて病院でご逝去 - 食事介助中の窒息事故でご逝去
途中で他利用者の介助へ行き気づかず - 誤薬事故で入院
その後、退院にならず
環境や仕組みの改善をせず、個人攻撃に終始する職場にあかるい未来はありません!
絶対にです。
2位 人員配置基準が守られてない
介護施設の人員配置基準は入居者3名に対して1人の介護職員を配置する必要があります。
しかしブラック介護施設は1フロアの入居者20名に対して、職員5.5人でシフトを回していました。
- 毎日残業はあたりまえ
- 夜勤が休みなく3日4日つづく
- サービス残業の研修がある
- 16時間の夜勤明けに入浴介助や排泄介助もあたりまえ
都合の良いときだけ「給料もらってるよね?」なんて言われ、法律違反なのにサービス残業を強制したり、無理なシフトでも給料を上げなかったりする職場はブラックです。
介護施設の人手不足問題については、以下の記事で詳しく解説しています。
3位 パワハラがある
介護職員が離職する理由の多くは人間関係で、パワハラ上司も原因のひとつです。
退職者を増やす職員を放置する施設はすぐに辞めるべき。はっきり申し上げますと、部下に責任を押し付けてばかりの上司は無能です。
ふつうの職場は退職者を増やすパワハラ上司を降格にしますが、ブラック施設はパワハラ上司を評価します!
どんな理由があっても、パワハラを放置する施設が良くなっていく未来はありません。
4位 労働基準法違反がある
私の職場は給料良いけど、3つともちゃんと守られてるよ!
サービス残業の命令
ブラック施設では「自己研鑽」と言う名のサービス残業がありました。
実際にタイムカードを切って仕事をするのが当たり前になっている職場もありますよね?
残念ながら、そのような職場は法律を完全に無視したブラック施設確定です!
サービス残業は拒否できますし、あなたの時間はタダではありません。
有給が取得できない
ブラック介護施設は人手不足のため、有給が使えませんでした。
- 希望休を記入するシフト表に「有給は無理」と毎月書かれる
- 病気で休んでも有給にならず勤務変更
- 有給の買い取りはなく自然消滅
有給は法律で定められた権利で、ホワイト介護施設は有休を毎月消化できます!
残業申請の改ざん
ブラック施設で実際にあった残業申請の改ざんです。
問い詰める以前に職場への信用がなくなりました。
これまでの経験から「夜勤手当に含まれてる」など、筋の通らない言い訳をされるだけだと思ってしまったからです。
5位 独裁者がいる
独裁者がいる介護施設は心の底からおすすめしません。以下はワンマン管理者のもとで実際にあった出来事です。
人手不足にもかかわらず、空いたばかりの居室に即日ショートの利用者を入れるなど、目先の数字や売り上げしか見ない
役職者を中心にイライラしている人間が増え、不満と悪口に満ちた施設になる
事故件数も増えてうまく回らず、結果(利益)も出ず。独裁者もイライラし、①から③を繰り返す
介護士は利用者の安全を守るのが仕事です。
命に関わる仕事において、職員を苦しめる独裁者が指揮をとる職場は働くべきではありません。
6位 医療行為がある
医療行為は法律違反で、事故があった場合あなたの責任を追求されます。
今はないですが、私も喀痰吸引や経管栄養摂取を1人で行っているときもありました。
X(Twitter)の投稿では、完全アウトな施設で働いている方も。
法律違反をやらされてる職場があるなら、自分を守るためにも即刻退職だよ!
7位 悪口や不満が多い
悪口や不満は行き場のない怒りの現れで、毎日聞いていると脳が傷つきます。
私は雰囲気の良い職場を選んで、ストレスが減り充実した毎日を送れるようになりました。
どうか、あなた自身の心を傷つけすぎないでくださいね!
悪口が脳に与える深刻なダメージや対処法については、以下の記事で解説しています。
介護職は悪口ばかり?いじめに負けない対処法5つと自分を守る選択
8位 イライラしてる人が多い
ブラック施設はイライラする人が増えます。
もしあなた自身が怒りをコントロールできなくなっているなら、真剣に転職を考えるサインです。
利用者に対しての虐待件数は増えていて、あなたが処罰される可能性もあるから今すぐ対処してください!
怒りっぽくなったと自覚している人に向けて以下の記事を執筆しました。
【イライラ・むかつく・キレた】介護施設で利用者にやり返す人は即退職
9位 ケアが雑になっている
介護の仕事が雑になりやすいのもブラック施設の特徴です。
- 整容が適当
- シーツ、衣類は汚れてもそのまま
- 利用者に暴言を吐く
- 声かけをしない
といった雑なケアが常態化しているかどうかで、ブラック施設を判断できます。
多くの人は精神論で説得しようとするけど、それで良くなった事例は見たことないんだよね!
10位 根拠のない精神論が多い
ブラック施設で実際にあった根拠のない精神論は以下。
- 「人に優しく」という理念を考えた上司に欠勤者が出たので相談すると「自分たちで何とかして」と一蹴。辞めますと伝えた同僚に「有給は使わせないよ」と。
- 「大変な時期は長く続かないから頑張ろう!」とみんなを励ましていた数ヶ月後に誰よりも早く退職した上司。面倒な仕事の相談をすると「俺が辞めてからにして」と。
二人とも良い人でしたが、最悪の環境は良い人の人格も変えてしまうのだと実感しました。
厚労省が発表した介護士の退職理由と、私の経験による実感を以下の記事で解説しています。
真実の退職理由ランキングを現役介護士が解説!退職時の伝え方・例文も公開
ブラック施設の危険な言葉ランキング14選
当てはまっていたら危険な、ブラック介護施設で飛び交う言葉は以下です。
- 「お金もらってるよね?」
- 「大変なのはみんな一緒」
- 「みんなやってるから……」
- 「辛いのは長く続かないから」
- 「残業しないで」(人手不足で仕事が終わらなくても)
- 「タイムカード切ってきて」
- 「希望休を入れないでください」
- 「有休希望は出さないでください」
- 「30分前に出勤してください」
- 「記録は休憩時間に書いてください」
- (休みでも)「会議に出席してください」
- 「明けで入浴介助してください」
- 熱が出ました▶︎「代わりがいないから頑張ってください」
- (シフトに対して)「子どもがいるからとか関係ないよね」
私がブラック施設で働いていたときによく聞いた言葉です。今の職場では一切聞いたことはありません。
ブラック介護企業を高確率で避けるサービス
ブラック介護企業を避けられるサービスは3つ。
転職に失敗したくない人はレバウェル介護とかいご畑がおすすめです!
情報通の「レバウェル介護」
私はレバウェル介護を利用して、ブラック介護施設を辞められました。
退職の相談もできて「給料の下がる転職はしない」といった要望も、レバウェル介護は誠実に聞いてくれますよ。
SNSで交流した人も、下記のように好印象だったようです。
私が実際に利用して良かった点は以下。
- 話をしっかり聞いてくれた
- 無理に転職をすすめてこなかった
- 希望年収の求人が見つかるまで探してくれた
悩んでる人は相談だけでもしてみてくださいね。思い立った日が吉日です。
無料 かんたん 退会自由
レバウェル介護の担当者はあなたの上司の100倍は優しいから安心してね!
Googleで星評価4,3、600件以上のレビューは、ネガティブな意見が多い介護エージェントで脅威の数字です。
レバウェル介護以外のエージェントも知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
【2024】介護士おすすめの転職エージェント(サイト)5選!口コミで比較
紹介予定派遣制度の「かいご畑」
かいご畑の紹介予定派遣制度とは、派遣スタッフとして仕事をしながら直接雇用を実現できる制度です。
私の同僚も派遣から常勤に変わるときに派遣会社と揉めていたので、100%気に入った職場で働ける紹介予定派遣制度は介護士に優しいサービスといえます。
「しばらく派遣で働いてもいいかな?」という人は、かいご畑を試してみてくださいね!
お試し転職できる「カイテク」
介護単発バイトアプリの『カイテク』は、実際に働きながら、気に入った職場があれば転職できます。もちろん、お小遣い稼ぎに利用するだけでもOK!
- 最短即日入金(手数料なし)
- 面接・履歴書が不要
- 希望の日だけの勤務(短時間から)
急に仕事を辞めたときなど非常時だけ働くのもおすすめ。
今なら、招待コード(Ans50N4D)をコピペでアマギフ1,000円分もらえるので、まずはカイテクアプリ(無料)だけでもインストールしてみてくださいね!
そもそも副業禁止は法律で認められていませんが、副業がバレない方法は以下の記事にまとめています。
介護士でもできる!おすすめ副業と誰にもバレない安全安心な3つの対策
口コミサイトの紹介
ブラック企業を紹介する
- 厚生労働省の「労働基準関係法令違反に係る公表事案」
- ブラック企業大賞
などのメディアもありますが、介護企業は載っていないに等しいため参考になりません。
唯一、介護現場の口コミサイト「スタッフボイス」があります。
しかしこちらも情報が少なく、あまり参考にならないですが、気になる人は目を通してみてるのもよいでしょう。
やはり、ブラック施設を避けるための施策は次の3つが最適解です。
自分に合った方法で、ブラック施設を避ける転職活動を行ってみてください。
介護業界のコンプライアンス遵守について
介護業界で守らなくてはいけない法令は以下です。
- 介護保険法
- 労働基準法
- 高齢者虐待防止法
- 権利擁護
- 個人情報保護
以下の法令は介護職に直接かかわってくる法律だから抑えておいてね!
働きやすい介護施設の特徴を知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
労働基準監督署からの注意が入った話
私が働いたブラック施設は、労働基準監督署の注意が入りました。
サービス残業の不満を理由に、同僚が相談の電話をしたからです。
その後、労基から施設への注意があり、サービス残業を強制していた上司は謝罪もなく手のひらを返しました。
まるでドラマのように書類の束を運んできて、私たち職員にこれまでの残業申請に不備がないか確認するよう指示してきたのです。
でも過去のことなので、私たちは正確な時間を証明できず。ほとんどの職員が残業申請はしていません。
「法律は強い」と感じた貴重な経験でしたが、労基に通報した同僚はメンタルを病み休職。
後味の悪い結果になりました。
一つの解決策ではありますが、外部に相談する人は職場に恨まれるリスクをともないます。
「給料が高い職場はブラック施設」という噂は嘘
給料が高い施設はブラックっていうのもあるかもしれないけど、全部じゃない。
むしろ、私はホワイトな職場が多いと感じてるよ!
単純に黒字で運営できていれば、職員に還元しやすいという仕組みは想像に難くないところ。
実際に元同僚が働く施設のリーダーは年収600万円で、家賃手当は4万円。8時間夜勤の手当も1万円ついてますが有給消化率は100%です。
私も年収502万の一般介護職ですが、残業時間は月5時間程度でサービス残業もありませんよ。
ブラック介護施設を辞めるか悩んでいる人へ
私は辛いだけのブラック介護施設を卒業し、楽しく仕事ができる介護施設に転職できました。
しかし、SNSをみると「金のためにやっている」「利用者なんてどうでもいい」と発言してしまうくらい心が病んでいる人もいます。
労働基準法を守ってない施設があるのは知っていますが、どうしてこんなにも差が生まれるのでしょう。
答えは、単純に働く場所を間違えているから。
利用者さんを想って耐える職員や、自分をかえりみず頑張りすぎた結果、心も身体も限界を超えて病気になる人もいます。
ブラック企業にこき使われ、搾取され、虚しさと怒りと苦しい環境で良いサービスを提供し続けられますか。
私は無理でした、早く退職しなかったことを後悔しています。
そうなる前に、求人だけは絶対に見てください。第三者の意見を聞いて、将来を冷静に考えてみてほしいです。
もちろん、自分に何らかの悪い点があるのであれば改善する必要はありますが、労働環境や待遇は転職で嘘のようにあっさり解決できます。
あなたも小さな一歩を踏み出してみてください。
「求人を見比べる」というだけでも立派な行動だし「転職しない」という判断をしても、今より清々しい気持ちになるはずです。
あなたらしく働ける職場。私らしく働ける職場。
みんなが自分に合う職場で働いたほうが、介護業界は良くなっていきます。
下記の記事に、私が利用したおすすめ転職エージェントの詳細をまとめたので、試してみようと思ったら読んでみてください。
【2024】介護士おすすめの転職サイト(エージェント)BEST5!
転職エージェントは相談だけでも利用できますし、必ず転職しないといけないわけではありません!
「まずは派遣でもいいかな」と考えている人はこちら
まとめ:ホワイト介護企業で働こう!
この記事ではブラック介護施設で働いた経験をもとに、その特徴と避けて働く方法を解説しました。
最後にこの記事の結論です。ホワイト介護企業の特徴を知って今すぐ探す努力をしましょう。
- 離職率が低い
- 労働基準法を守っている
- わかりやすい評価制度がある
- 給料が平均以上
- 上司をはじめ、職員に笑顔が多い
辛い時間も楽しい時間も職場しだい!
最悪な事態を避けるためにも、ホワイト企業を探すことに時間と労力をかけてみてください。
ホワイト介護企業を見つける方法は、以下の記事で詳しく解説しています!
介護業界のホワイト企業を知るのは現役介護士だけ!優良企業ランキングは意味なし
あなたのより良い人生を心から願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。